【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +123.1%( +23.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.9年(昨年 42.3年から -55.3 %減)。平均専有面積は 69.4 ㎡ (昨年 47.2 ㎡から +47.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。
上位 1 駅(御陵駅)は +598.2 %(単価 +50.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四宮駅)は +2.8 %(単価 +0.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 42.3 年 → 2023年 18.9 年、-55.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 7.6 分 → 2023年 3.1 分、-58.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 22.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は58.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +598.2%( +50.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +2.8%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
京阪京津線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御陵駅 | 58.8万/㎡ (3.0年/73.0㎡) | 8.4万/㎡ (46.0年/25.0㎡) | 18.6万/㎡ (29.0年/70.0㎡) |
京阪山科駅 | - | 19.7万/㎡ (33.0年/30.0㎡) | - |
四宮駅 | 23.5万/㎡ (38.8年/65.0㎡) | 22.9万/㎡ (43.2年/57.5㎡) | 30.8万/㎡ (29.0年/72.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
御陵駅 58.8 万/㎡(昨年同期比 +598.2 %)
御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は58.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +598.2%( +50.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 3.0年(昨年 46.0年から -93.5 %減)。平均専有面積は 73.0 ㎡ (昨年 25.0 ㎡から +192.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 46.0 年 → 2023年 3.0 年、-93.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 4.5 分 → 2023年 1.0 分、-77.8 %と大きく減少)
四宮駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 +2.8 %)
四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +2.8%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.8年(昨年 43.2年から -10.2 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から +13.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 43.2 年 → 2023年 38.8 年、-10.2 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.7 分 → 2023年 5.8 分、-33.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示