【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年10月〜12月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +90.2%( +22.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.3年(昨年 30.8年から -66.7 %減)。平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から +23.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。四宮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御陵駅で昨年に比べ +177.8 %、単価は 55.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(御陵駅)は +177.8 %(単価 +35.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四宮駅)は +42.4 %(単価 +11.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 30.8 年 → 2022年 10.3 年、-66.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.0 分 → 2022年 3.0 分、-66.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は55.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +177.8%( +35.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +42.4%( +11.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
京阪京津線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御陵駅 | 55.6万/㎡ (2.8年/90.0㎡) | 20.0万/㎡ (29.8年/70.0㎡) | - |
京阪山科駅 | - | - | - |
四宮駅 | 38.7万/㎡ (17.8年/75.0㎡) | 27.2万/㎡ (31.3年/65.0㎡) | 14.7万/㎡ (44.8年/60.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
御陵駅 55.6 万/㎡(昨年同期比 +177.8 %)
御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は55.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +177.8%( +35.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 2.8年(昨年 29.8年から -90.8 %減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +28.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 29.8 年 → 2022年 2.8 年、-90.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 15.0 分 → 2022年 1.0 分、-93.3 %と大きく減少)
四宮駅 38.7 万/㎡(昨年同期比 +42.4 %)
四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +42.4%( +11.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 31.3年から -43.2 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 31.3 年 → 2022年 17.8 年、-43.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 6.0 分 → 2022年 5.0 分、-16.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示