この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅~中村駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -79.0%( -38.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 43.8年(昨年 27.0年から +62.2 %増)。平均土地面積は 82.1 坪 (昨年 83.0 坪から -1.1 %減)。平均建物面積は 42.5 坪 (昨年 39.8 坪から +6.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(宿毛駅)は -51.7 %(坪単価 -9.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中村駅)は -81.2 %(坪単価 -46.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 44.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 27.0 年 → 2023年 43.8 年、+62.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 35.1 分 → 2023年 39.8 分、+13.4 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 % → 2023年 55.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -81.2%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -51.7%( -9.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
土佐くろしお鉄道宿毛線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宿毛駅 | 9.0万/坪 (39.3年/66.6坪) | 18.7万/坪 (26.3年/132坪) | 56.2万/坪 (31.8年/66.6坪) |
東宿毛駅 | - | - | 5.0万/坪 (44.3年/42.4坪) |
平田駅 | - | - | - |
工業団地駅 | - | - | - |
有岡駅 | - | - | - |
国見駅 | - | - | 79.3万/坪 (38.3年/484坪) |
具同駅 | 9.2万/坪 (31.8年/99.8坪) | - | 19.2万/坪 (39.3年/44.2坪) |
中村駅 | 10.7万/坪 (48.6年/79.3坪) | 56.9万/坪 (27.1年/73.7坪) | 16.2万/坪 (37.3年/93.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宿毛駅 9.0 万/坪(昨年同期比 -51.7 %)
宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -51.7%( -9.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.3年(昨年 26.3年から +49.5 %増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 131.6 坪から -49.4 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 28.7 坪から +15.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 75.0 分 → 2023年 30.0 分、-60.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 26.3 年 → 2023年 39.3 年、+49.5 %と大きく増加)
中村駅 10.7 万/坪(昨年同期比 -81.2 %)
中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -81.2%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 48.6年(昨年 27.1年から +79.2 %増)。平均土地面積は 79.3 坪 (昨年 73.7 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 43.6 坪 (昨年 43.0 坪から +1.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 27.1 年 → 2023年 48.6 年、+79.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 26.1 分 → 2023年 46.6 分、+78.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 57.1 % → 2023年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示