この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅~中村駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.9万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -17.3%( -4.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -41.2%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.9年(昨年 31.6年から +26.2 %増)。平均土地面積は 90.9 坪 (昨年 63.5 坪から +43.1 %増)。平均建物面積は 44.9 坪 (昨年 48.3 坪から -6.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(宿毛駅)は +408.2 %(坪単価 +57.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(具同駅)は -70.2 %(坪単価 -27.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 % → 2022年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 31.6 年 → 2022年 39.9 年、+26.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 45.1 分 → 2022年 69.1 分、+53.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 57.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +408.2%( +57.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった具同駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -70.2%( -27.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
土佐くろしお鉄道宿毛線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宿毛駅 | 71.9万/坪 (1.8年/60.5坪) | 14.1万/坪 (34.8年/45.4坪) | 7.6万/坪 (29.8年/78.7坪) |
東宿毛駅 | - | - | 77.9万/坪 (19.8年/118坪) |
平田駅 | - | - | - |
工業団地駅 | - | - | - |
有岡駅 | - | - | - |
国見駅 | - | - | - |
具同駅 | 11.4万/坪 (28.8年/218坪) | 38.5万/坪 (34.1年/58.7坪) | 30.9万/坪 (34.5年/37.8坪) |
中村駅 | 13.9万/坪 (49.8年/78.8坪) | 21.7万/坪 (24.8年/72.3坪) | 22.4万/坪 (45.0年/72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宿毛駅 71.9 万/坪(昨年同期比 +408.2 %)
宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +408.2%( +57.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.8年(昨年 34.8年から -95.0 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 45.4 坪から +33.3 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 25.0 坪から +39.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 34.8 年 → 2022年 1.8 年、-95.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 49.3 分 → 2022年 13.0 分、-73.6 %と大きく減少)
具同駅 11.4 万/坪(昨年同期比 -70.2 %)
具同駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -70.2%( -27.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 34.1年から -15.6 %減)。平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 58.7 坪から +271.1 %増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 30.3 坪から +30.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 34.1 年 → 2022年 28.8 年、-15.6 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.8 分 → 2022年 30.0 分、+59.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示