この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅～中村駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.4万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +51.9％( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2021年)に比べて -16.7％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 37.6年から -28.2 ％減)。平均土地面積は 83.0 坪 (昨年 101.6 坪から -18.3 ％減)。平均建物面積は 39.8 坪 (昨年 31.9 坪から +24.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(中村駅)は +251.4 ％(坪単価 +40.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宿毛駅)は -66.8 ％(坪単価 -37.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 37.6 年 → 2022年 27.0 年、-28.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 41.1 分 → 2022年 35.1 分、-14.6 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 ％ → 2022年 12.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +251.4％( +40.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +133.3％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -66.8％( -37.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 土佐くろしお鉄道宿毛線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宿毛駅 | 18.7万/坪 (26.3年/132坪) | 56.2万/坪 (31.8年/66.6坪) | - |
| 東宿毛駅 | - | 5.0万/坪 (44.3年/42.4坪) | - |
| 平田駅 | - | - | - |
| 工業団地駅 | - | - | - |
| 有岡駅 | - | - | 3.8万/坪 (0年/157坪) |
| 国見駅 | - | 79.3万/坪 (38.3年/484坪) | - |
| 具同駅 | - | 19.2万/坪 (39.3年/44.2坪) | 60.2万/坪 (18.3年/82.9坪) |
| 中村駅 | 56.9万/坪 (27.1年/73.7坪) | 16.2万/坪 (37.3年/93.8坪) | 27.3万/坪 (40.1年/58.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中村駅 56.9 万/坪(昨年同期比 +251.4 ％)
中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +251.4％( +40.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +133.3％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 37.3年から -27.2 ％減)。平均土地面積は 73.7 坪 (昨年 93.8 坪から -21.4 ％減)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 28.0 坪から +53.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 37.3 年 → 2022年 27.1 年、-27.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 51.0 分 → 2022年 26.1 分、-48.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 57.1 ％)
宿毛駅 18.7 万/坪(昨年同期比 -66.8 ％)
宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -66.8％( -37.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.3年(昨年 31.8年から -17.3 ％減)。平均土地面積は 131.6 坪 (昨年 66.6 坪から +97.7 ％増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 35.5 坪から -19.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 31.8 年 → 2022年 26.3 年、-17.3 ％と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 84.3 分 → 2022年 75.0 分、-11.1 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示