この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅～中村駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -63.8％( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -61.5％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.0年(昨年 34.6年から +24.3 ％増)。平均土地面積は 80.8 坪 (昨年 80.3 坪から +0.6 ％増)。平均建物面積は 53.3 坪 (昨年 33.9 坪から +57.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(東宿毛駅)は +180.0 ％(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中村駅)は -54.5 ％(坪単価 -20.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 52.2 分 → 2022年 25.2 分、-51.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 34.6 年 → 2022年 43.0 年、+24.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -54.5％( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +180.0％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 土佐くろしお鉄道宿毛線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宿毛駅 | - | 6.2万/坪 (34.5年/44.6坪) | 26.1万/坪 (16.5年/113坪) |
| 東宿毛駅 | 3.3万/坪 (0年/62.8坪) | 1.2万/坪 (57.0年/78.7坪) | 34.5万/坪 (22.0年/206坪) |
| 平田駅 | 12.1万/坪 (44.0年/157坪) | - | - |
| 工業団地駅 | - | 99.2万/坪 (0年/78.7坪) | - |
| 有岡駅 | - | - | 2.6万/坪 (25.0年/52.9坪) |
| 国見駅 | - | - | - |
| 具同駅 | - | 35.0万/坪 (38.0年/158坪) | 55.0万/坪 (22.4年/50.9坪) |
| 中村駅 | 16.7万/坪 (42.5年/60.5坪) | 36.6万/坪 (35.5年/53.7坪) | 26.4万/坪 (31.0年/69.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東宿毛駅 3.3 万/坪(昨年同期比 +180.0 ％)
東宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +180.0％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 78.7 坪から -20.2 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 42.4 坪から -28.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.0 分 → 2022年 8.5 分、-22.7 ％と大きく減少)
中村駅 16.7 万/坪(昨年同期比 -54.5 ％)
中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -54.5％( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.5年(昨年 35.5年から +19.7 ％増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 53.7 坪から +12.7 ％増)。平均建物面積は 52.2 坪 (昨年 24.5 坪から +113.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 59.2 分 → 2022年 24.5 分、-58.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 ％ → 2022年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 35.5 年 → 2022年 42.5 年、+19.7 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示