この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅~中村駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +58.0%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +166.7%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 30.9年から -15.7 %減)。平均土地面積は 81.6 坪 (昨年 142.7 坪から -42.8 %減)。平均建物面積は 42.7 坪 (昨年 134.9 坪から -68.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。中村駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは中村駅で昨年に比べ -8.3 %、坪単価は 26.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(宿毛駅)は +222.9 %(坪単価 +18.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中村駅)は -8.3 %(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 30.9 年 → 2020年 26.0 年、-15.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 68.2 分 → 2020年 40.9 分、-39.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 42.9 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 28.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -8.3%( -2.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +222.9%( +18.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
土佐くろしお鉄道宿毛線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宿毛駅 | 26.1万/坪 (16.5年/113坪) | 8.1万/坪 (38.5年/197坪) | 19.3万/坪 (22.3年/227坪) |
東宿毛駅 | 34.5万/坪 (22.0年/206坪) | - | - |
平田駅 | - | 18.1万/坪 (39.0年/112坪) | 13.2万/坪 (31.5年/185坪) |
工業団地駅 | - | - | - |
有岡駅 | 2.6万/坪 (25.0年/52.9坪) | - | |
国見駅 | - | - | - |
具同駅 | 55.0万/坪 (22.4年/50.9坪) | - | 24.8万/坪 (23.5年/52.2坪) |
中村駅 | 26.4万/坪 (31.0年/69.4坪) | 28.8万/坪 (23.0年/117坪) | 50.9万/坪 (43.0年/87.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宿毛駅 26.1 万/坪(昨年同期比 +222.9 %)
宿毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +222.9%( +18.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.5年(昨年 38.5年から -57.1 %減)。平均土地面積は 112.9 坪 (昨年 196.6 坪から -42.6 %減)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 323.7 坪から -83.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 38.5 年 → 2020年 16.5 年、-57.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 64.0 分 → 2020年 52.7 分、-17.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 50.0 %)
中村駅 26.4 万/坪(昨年同期比 -8.3 %)
中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -8.3%( -2.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 23.0年から +34.8 %増)。平均土地面積は 69.4 坪 (昨年 117.0 坪から -40.7 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 44.4 坪から -4.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 85.3 分 → 2020年 51.8 分、-39.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 42.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 23.0 年 → 2020年 31.0 年、+34.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示