【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の大井川鉄道本線 (金谷駅～千頭駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.8万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +15.9％( +2.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて -8.3％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 35.7年(昨年 40.3年から -11.3 ％減)。平均土地面積は 80.6 坪 (昨年 68.6 坪から +17.6 ％増)。平均建物面積は 62.4 坪 (昨年 42.6 坪から +46.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(金谷駅)は +371.7 ％(坪単価 +21.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金谷駅)は +371.7 ％(坪単価 +21.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 40.3 年 → 2021年 35.7 年、-11.3 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 63.6 ％ → 2021年 42.9 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 39.2 分 → 2021年 58.8 分、+50.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 ％ → 2021年 57.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +371.7％( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +371.7％( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| 大井川鉄道本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 金谷駅 | 26.6万/坪 (37.0年/82.7坪) | 5.6万/坪 (35.4年/50.7坪) | - |
| 新金谷駅 | - | 45.6万/坪 (25.0年/59.0坪) | - |
| 代官町駅 | - | 18.4万/坪 (56.0年/63.5坪) | 70.2万/坪 (14.0年/28.7坪) |
| 日切駅 | - | - | - |
| 合格駅 | - | - | 105万/坪 (1.0年/60.5坪) |
| 福用駅 | - | - | - |
| 家山駅 | - | 6.3万/坪 (57.5年/130坪) | - |
| 抜里駅 | - | - | - |
| 川根温泉笹間渡駅 | 11.5万/坪 (57.0年/163坪) | - | - |
| 地名駅 | 16.5万/坪 (22.0年/49.9坪) | - | - |
| 塩郷駅 | - | - | - |
| 下泉駅 | - | - | - |
| 田野口駅 | - | - | - |
| 駿河徳山駅 | - | 3.4万/坪 (65.0年/69.6坪) | - |
| 青部駅 | - | - | - |
| 崎平駅 | 11.0万/坪 (23.0年/66.6坪) | - | - |
| 千頭駅 | - | 9.1万/坪 (26.0年/49.9坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
金谷駅 26.6 万/坪(昨年同期比 +371.7 ％)
金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +371.7％( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 37.0年(昨年 35.4年から +4.7 ％増)。平均土地面積は 82.7 坪 (昨年 50.7 坪から +63.2 ％増)。平均建物面積は 85.5 坪 (昨年 26.7 坪から +219.8 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 96.0 分 → 2021年 120.0 分、+25.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示