【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の静岡鉄道静岡清水線 (新静岡駅～新清水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +17.8％( +17.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて +5.9％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 13.4年(昨年 13.9年から -3.7 ％減)。平均土地面積は 67.1 坪 (昨年 59.8 坪から +12.3 ％増)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 60.0 坪から -38.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。草薙駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは草薙駅で昨年に比べ +84.2 ％、坪単価は 168 万円/坪となった。
上位 1 駅(草薙駅)は +84.2 ％(坪単価 +77.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(音羽町駅)は -41.1 ％(坪単価 -42.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 50.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 18.9 分 → 2024年 21.8 分、+15.6 ％と増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった草薙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(51.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +84.2％( +77.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった音羽町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.0万円/坪(18.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -41.1％( -42.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 静岡鉄道静岡清水線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新静岡駅 | 118万/坪 (6.3年/33.7坪) | 119万/坪 (8.3年/32.3坪) | 71.5万/坪 (23.5年/29.5坪) |
| 日吉町駅 | - | - | - |
| 音羽町駅 | 61.0万/坪 (51.0年/33.3坪) | 104万/坪 (10.0年/33.3坪) | 81.0万/坪 (0年/28.7坪) |
| 春日町駅 | - | 118万/坪 (0年/24.2坪) | 90.2万/坪 (1.0年/37.8坪) |
| 柚木駅 | - | - | 38.9万/坪 (51.0年/84.7坪) |
| 長沼駅 | 108万/坪 (14.0年/36.3坪) | - | 78.8万/坪 (19.0年/37.8坪) |
| 古庄駅 | - | - | 204万/坪 (0年/31.8坪) |
| 県総合運動場駅 | - | - | 119万/坪 (11.0年/123坪) |
| 県立美術館前駅 | - | 102万/坪 (11.0年/36.3坪) | 46.5万/坪 (27.0年/40.8坪) |
| 草薙駅 | 168万/坪 (18.5年/132坪) | 91.5万/坪 (18.3年/87.0坪) | 81.8万/坪 (15.3年/49.2坪) |
| 御門台駅 | - | 101万/坪 (4.0年/45.4坪) | - |
| 狐ケ崎駅 | - | - | - |
| 桜橋駅 | 106万/坪 (1.0年/36.3坪) | - | - |
| 入江岡駅 | 28.0万/坪 (29.0年/33.3坪) | - | - |
| 新清水駅 | - | 20.9万/坪 (34.0年/51.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
草薙駅 168.5 万/坪(昨年同期比 +84.2 ％)
草薙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(51.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +84.2％( +77.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 18.3年から +1.2 ％増)。平均土地面積は 131.6 坪 (昨年 87.0 坪から +51.3 ％増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 92.9 坪から -49.5 ％減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.8 分 → 2024年 22.2 分、+106.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 42.9 ％ → 2024年 50.0 ％)
音羽町駅 61.0 万/坪(昨年同期比 -41.1 ％)
音羽町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.0万円/坪(18.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -41.1％( -42.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 51.0年(昨年 10.0年から +410.0 ％増)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 33.3 坪から +0.0 ％減)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 42.4 坪から +39.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 20.0 分 → 2024年 15.0 分、-25.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 10.0 年 → 2024年 51.0 年、+410.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示