【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期のJR飯山線 (豊野駅~森宮野原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -59.0%( -11.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -77.3%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.9年(昨年 40.6年から -14.0 %減)。平均土地面積は 244.1 坪 (昨年 136.9 坪から +78.4 %増)。平均建物面積は 154.1 坪 (昨年 74.0 坪から +108.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。飯山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは桑名川駅で昨年に比べ +385.9 %、坪単価は 11.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(桑名川駅)は +385.9 %(坪単価 +9.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(戸狩野沢温泉駅)は -85.8 %(坪単価 -13.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 40.6 年 → 2024年 34.9 年、-14.0 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 69.4 % → 2024年 37.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 39.7 分 → 2024年 54.7 分、+37.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 62.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった飯山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +45.8%( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -73.3%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった森宮野原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +155.7%( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR飯山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
豊野駅 | - | 56.5万/坪 (17.6年/89.7坪) | 69.3万/坪 (35.7年/40.1坪) |
信濃浅野駅 | - | - | 109万/坪 (-0.25年/93.8坪) |
立ケ花駅 | - | 22.0万/坪 (49.5年/75.6坪) | 65.6万/坪 (31.1年/43.9坪) |
上今井駅 | - | 9.2万/坪 (42.8年/212坪) | 0.4万/坪 (30.8年/299坪) |
替佐駅 | - | 8.7万/坪 (25.5年/424坪) | 6.1万/坪 (46.2年/119坪) |
蓮駅 | - | - | 5.9万/坪 (47.9年/292坪) |
飯山駅 | 15.4万/坪 (27.4年/272坪) | 10.6万/坪 (46.7年/131坪) | 37.1万/坪 (35.6年/181坪) |
北飯山駅 | - | 4.7万/坪 (46.0年/192坪) | 4.9万/坪 (50.7年/107坪) |
信濃平駅 | 1.1万/坪 (0年/245坪) | - | 28.1万/坪 (42.2年/273坪) |
戸狩野沢温泉駅 | 2.2万/坪 (38.2年/251坪) | 15.2万/坪 (43.3年/148坪) | 6.6万/坪 (42.2年/180坪) |
上境駅 | - | - | - |
上桑名川駅 | - | 9.4万/坪 (50.3年/221坪) | - |
桑名川駅 | 11.6万/坪 (23.3年/333坪) | 2.4万/坪 (25.3年/89.2坪) | - |
西大滝駅 | 4.7万/坪 (45.3年/78.7坪) | - | - |
平滝駅 | - | - | |
横倉駅 | - | 61.2万/坪 (73.8年/24.2坪) | - |
森宮野原駅 | 1.4万/坪 (52.3年/194坪) | 0.5万/坪 (41.5年/87.7坪) | 0.6万/坪 (0年/191坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桑名川駅 11.6 万/坪(昨年同期比 +385.9 %)
桑名川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +385.9%( +9.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 25.3年から -7.9 %減)。平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 89.2 坪から +272.9 %増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 36.3 坪から -33.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 6.0 分、-80.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
戸狩野沢温泉駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -85.8 %)
戸狩野沢温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -85.8%( -13.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -81.8%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.2年(昨年 43.3年から -12.0 %減)。平均土地面積は 251.1 坪 (昨年 147.8 坪から +69.9 %増)。平均建物面積は 363.0 坪 (昨年 113.6 坪から +219.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 43.3 年 → 2024年 38.2 年、-12.0 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 76.4 分 → 2024年 21.0 分、-72.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 75.0 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 12.5 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示