【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR飯山線 (豊野駅～森宮野原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +106.3％( +12.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて -18.8％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 43.6年(昨年 37.0年から +17.9 ％増)。平均土地面積は 179.4 坪 (昨年 140.4 坪から +27.8 ％増)。平均建物面積は 102.7 坪 (昨年 69.7 坪から +47.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。立ケ花駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは上今井駅で昨年に比べ -91.0 ％、坪単価は 0.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(戸狩野沢温泉駅)は +249.9 ％(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上今井駅)は -91.0 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 36.7 分 → 2022年 27.5 分、-24.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 37.0 年 → 2022年 43.6 年、+17.9 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 66.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった飯山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.9万円/坪(15.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +219.4％( +35.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上今井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.11万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -91.0％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR飯山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 豊野駅 | - | - | - |
| 信濃浅野駅 | 109万/坪 (-0.25年/93.8坪) | - | - |
| 立ケ花駅 | 9.6万/坪 (46.8年/43.9坪) | 11.5万/坪 (43.8年/157坪) | - |
| 上今井駅 | 0.4万/坪 (30.8年/299坪) | 4.0万/坪 (0年/236坪) | - |
| 替佐駅 | - | - | - |
| 蓮駅 | 5.9万/坪 (53.3年/310坪) | 17.9万/坪 (24.8年/233坪) | - |
| 飯山駅 | 50.9万/坪 (48.3年/39.3坪) | 15.9万/坪 (33.4年/131坪) | 18.7万/坪 (45.3年/124坪) |
| 北飯山駅 | 2.5万/坪 (54.8年/127坪) | - | - |
| 信濃平駅 | - | 5.2万/坪 (25.8年/153坪) | - |
| 戸狩野沢温泉駅 | 9.6万/坪 (40.4年/283坪) | 2.8万/坪 (66.8年/33.3坪) | 0.6万/坪 (0年/139坪) |
| 上境駅 | - | - | - |
| 上桑名川駅 | - | - | - |
| 桑名川駅 | - | 0.8万/坪 (45.8年/78.7坪) | - |
| 西大滝駅 | - | - | - |
| 平滝駅 | - | - | - |
| 横倉駅 | - | - | - |
| 森宮野原駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
戸狩野沢温泉駅 9.6 万/坪(昨年同期比 +249.9 ％)
戸狩野沢温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +249.9％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.4年(昨年 66.8年から -39.5 ％減)。平均土地面積は 283.3 坪 (昨年 33.3 坪から +751.5 ％増)。平均建物面積は 128.6 坪 (昨年 36.3 坪から +254.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 66.8 年 → 2022年 40.4 年、-39.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 38.3 分、-57.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
上今井駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -91.0 ％)
上今井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.11万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -91.0％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 299.5 坪 (昨年 236.0 坪から +26.9 ％増)。平均建物面積は 196.6 坪 (昨年 75.6 坪から +160.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 60.0 分 → 2022年 30.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示