【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の秋田新幹線 (田沢湖駅~秋田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.4万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -3.9%( -1.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 81 件(1年前(2023年)に比べて -61.6%( -130件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 27.8年から +14.3 %増)。平均土地面積は 89.4 坪 (昨年 97.3 坪から -8.2 %減)。平均建物面積は 67.1 坪 (昨年 61.6 坪から +8.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。秋田駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは田沢湖駅で昨年に比べ -96.8 %、坪単価は 0.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(秋田駅)は -2.1 %(坪単価 -1.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田沢湖駅)は -96.8 %(坪単価 -20.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 28.8 分 → 2024年 25.8 分、-10.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.8 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 27.8 年 → 2024年 31.8 年、+14.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.3 % → 2024年 38.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 16.8 % → 2024年 9.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった秋田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.8万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -2.1%( -1.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 71 件(1年前(2023年)に比べて -57.0%( -94件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田沢湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.20万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -96.8%( -20.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
秋田新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
田沢湖駅 | 0.7万/坪 (0年/34.8坪) | 20.8万/坪 (29.4年/169坪) | 6.8万/坪 (36.6年/215坪) |
角館駅 | 14.7万/坪 (33.8年/153坪) | 15.9万/坪 (42.0年/161坪) | 20.5万/坪 (32.0年/133坪) |
大曲駅 | 48.1万/坪 (18.2年/64.3坪) | 54.8万/坪 (19.5年/94.5坪) | 36.4万/坪 (24.4年/95.2坪) |
秋田駅 | 48.8万/坪 (32.3年/87.9坪) | 49.8万/坪 (28.6年/92.0坪) | 54.9万/坪 (27.8年/99.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
秋田駅 48.8 万/坪(昨年同期比 -2.1 %)
秋田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.8万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -2.1%( -1.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 71 件(1年前(2023年)に比べて -57.0%( -94件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.3年(昨年 28.6年から +12.8 %増)。平均土地面積は 87.9 坪 (昨年 92.0 坪から -4.4 %減)。平均建物面積は 67.8 坪 (昨年 61.2 坪から +10.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 40.8 % → 2024年 35.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 28.6 年 → 2024年 32.3 年、+12.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 29.9 % → 2024年 38.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 % → 2024年 7.4 %)
田沢湖駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -96.8 %)
田沢湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.20万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -96.8%( -20.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 168.6 坪から -79.4 %減)。平均建物面積は 15.1 坪 (昨年 72.3 坪から -79.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 31.1 分 → 2024年 25.0 分、-19.6 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示