【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜12月期の秋田内陸縦貫鉄道 (西鷹巣駅~角館駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.2万円/坪(4.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +45.1%( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 36.2年から +7.7 %増)。平均土地面積は 159.0 坪 (昨年 144.9 坪から +9.7 %増)。平均建物面積は 64.4 坪 (昨年 43.2 坪から +48.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(合川駅)は +149.2 %(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(米内沢駅)は -39.2 %(坪単価 -3.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 34.1 分 → 2023年 14.5 分、-57.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 10.0 % → 2023年 20.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 16.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 38.9 % → 2023年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった角館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -22.6%( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった合川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +149.2%( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
秋田内陸縦貫鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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西鷹巣駅 | - | - | - |
縄文小ケ田駅 | - | - | - |
大野台駅 | - | - | - |
合川駅 | 3.5万/坪 (48.5年/116坪) | 1.4万/坪 (44.0年/88.5坪) | 16.0万/坪 (33.0年/149坪) |
上杉駅 | - | - | - |
米内沢駅 | 5.2万/坪 (34.9年/195坪) | 8.5万/坪 (37.5年/188坪) | 33.8万/坪 (21.4年/200坪) |
桂瀬駅 | - | 3.7万/坪 (29.5年/78.7坪) | - |
阿仁前田温泉駅 | - | - | - |
小渕駅 | - | - | - |
阿仁合駅 | - | 1.4万/坪 (42.5年/93.8坪) | 4.1万/坪 (47.3年/136坪) |
荒瀬駅 | - | - | - |
比立内駅 | 5.2万/坪 (45.5年/106坪) | - | - |
奥阿仁駅 | - | - | - |
阿仁マタギ駅 | 2.6万/坪 (60.0年/103坪) | - | - |
松葉駅 | - | - | 6.6万/坪 (30.3年/46.9坪) |
羽後長戸呂駅 | - | - | - |
八津駅 | - | - | - |
西明寺駅 | - | - | 2.1万/坪 (0年/90.8坪) |
羽後太田駅 | 123万/坪 (-0.50年/163坪) | - | - |
角館駅 | 15.9万/坪 (42.0年/161坪) | 20.5万/坪 (32.0年/133坪) | 21.7万/坪 (31.9年/140坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
合川駅 3.5 万/坪(昨年同期比 +149.2 %)
合川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +149.2%( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 48.5年(昨年 44.0年から +10.2 %増)。平均土地面積は 116.5 坪 (昨年 88.5 坪から +31.6 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 45.4 坪から -6.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 31.5 分 → 2023年 4.0 分、-87.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 44.0 年 → 2023年 48.5 年、+10.2 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
米内沢駅 5.2 万/坪(昨年同期比 -39.2 %)
米内沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -39.2%( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.9年(昨年 37.5年から -7.1 %減)。平均土地面積は 195.4 坪 (昨年 188.1 坪から +3.9 %増)。平均建物面積は 67.2 坪 (昨年 40.4 坪から +66.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 44.5 分 → 2023年 15.0 分、-66.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示