【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の会津鉄道会津線 (西若松駅～会津高原尾瀬口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.2万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +41.0％( +16.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -29.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 33.9年から -43.7 ％減)。平均土地面積は 78.3 坪 (昨年 104.4 坪から -25.0 ％減)。平均建物面積は 39.1 坪 (昨年 42.7 坪から -8.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。西若松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは会津田島駅で昨年に比べ +432.1 ％、坪単価は 34.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(会津田島駅)は +432.1 ％(坪単価 +27.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南若松駅)は -59.2 ％(坪単価 -22.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 33.9 年 → 2024年 19.1 年、-43.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 43.3 分 → 2024年 31.4 分、-27.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 36.4 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 ％ → 2024年 27.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.8万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +29.4％( +15.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -59.2％( -22.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 会津鉄道会津線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西若松駅 | 69.8万/坪 (12.1年/69.2坪) | 53.9万/坪 (28.6年/57.8坪) | 44.5万/坪 (34.5年/62.4坪) |
| 南若松駅 | 15.3万/坪 (49.0年/56.0坪) | 37.5万/坪 (28.0年/101坪) | - |
| 芦ノ牧温泉駅 | - | - | - |
| 芦ノ牧温泉南駅 | - | - | - |
| 湯野上温泉駅 | 8.6万/坪 (47.0年/118坪) | - | - |
| 塔のへつり駅 | - | - | - |
| 会津下郷駅 | - | 2.5万/坪 (48.0年/121坪) | 18.7万/坪 (23.8年/142坪) |
| 養鱒公園駅 | - | - | - |
| 会津長野駅 | - | - | 3.5万/坪 (46.5年/121坪) |
| 田島高校前駅 | - | 97.7万/坪 (0.25年/106坪) | - |
| 会津田島駅 | 34.2万/坪 (17.0年/142坪) | 6.4万/坪 (46.8年/182坪) | 13.9万/坪 (37.3年/107坪) |
| 中荒井駅 | - | - | - |
| 会津荒海駅 | - | - | - |
| 会津山村道場駅 | - | - | - |
| 七ケ岳登山口駅 | - | - | 3.5万/坪 (47.8年/109坪) |
| 会津高原尾瀬口駅 | - | - | 4.0万/坪 (31.9年/296坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
会津田島駅 34.2 万/坪(昨年同期比 +432.1 ％)
会津田島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +432.1％( +27.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.0年(昨年 46.8年から -63.7 ％減)。平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 182.3 坪から -22.0 ％減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 57.1 坪から -23.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 46.8 年 → 2024年 17.0 年、-63.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 92.2 分 → 2024年 24.0 分、-74.0 ％と大きく減少)
南若松駅 15.3 万/坪(昨年同期比 -59.2 ％)
南若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -59.2％( -22.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 49.0年(昨年 28.0年から +75.0 ％増)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 101.3 坪から -44.8 ％減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 45.4 坪から -46.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 30.0 分 → 2024年 25.0 分、-16.7 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 28.0 年 → 2024年 49.0 年、+75.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示