【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期の会津鉄道会津線 (西若松駅~会津高原尾瀬口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +277.0%( +26.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて +73.3%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 35.5年から -19.0 %減)。平均土地面積は 116.2 坪 (昨年 174.6 坪から -33.4 %減)。平均建物面積は 50.0 坪 (昨年 49.9 坪から +0.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。会津下郷駅、会津田島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは会津田島駅で昨年に比べ +78.7 %、坪単価は 12.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(会津田島駅)は +78.7 %(坪単価 +5.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(会津高原尾瀬口駅)は -9.3 %(坪単価 -0.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 35.5 年 → 2021年 28.8 年、-19.0 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 58.3 % → 2021年 38.9 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 % → 2021年 5.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった会津下郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.0万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +30.0%( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった会津高原尾瀬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -9.3%( -0.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
会津鉄道会津線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西若松駅 | 55.4万/坪 (22.0年/55.1坪) | - | - |
南若松駅 | - | - | - |
芦ノ牧温泉駅 | - | 4.5万/坪 (47.5年/248坪) | - |
芦ノ牧温泉南駅 | - | - | - |
湯野上温泉駅 | - | - | - |
塔のへつり駅 | - | 6.1万/坪 (24.5年/57.5坪) | - |
会津下郷駅 | 19.0万/坪 (15.8年/176坪) | 14.6万/坪 (33.7年/298坪) | - |
養鱒公園駅 | - | - | - |
会津長野駅 | 1.6万/坪 (0年/51.4坪) | - | - |
田島高校前駅 | - | 15.4万/坪 (41.5年/151坪) | - |
会津田島駅 | 12.1万/坪 (42.6年/153坪) | 6.8万/坪 (40.3年/85.2坪) | 11.1万/坪 (59.0年/160坪) |
中荒井駅 | - | - | - |
会津荒海駅 | - | - | - |
会津山村道場駅 | - | - | - |
七ケ岳登山口駅 | - | - | - |
会津高原尾瀬口駅 | 7.9万/坪 (32.8年/514坪) | 8.7万/坪 (25.0年/284坪) | 18.3万/坪 (19.8年/188坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
会津田島駅 12.1 万/坪(昨年同期比 +78.7 %)
会津田島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +78.7%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.6年(昨年 40.3年から +5.6 %増)。平均土地面積は 153.3 坪 (昨年 85.2 坪から +79.9 %増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 41.7 坪から +15.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 27.0 分 → 2021年 48.8 分、+80.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 33.3 %)
会津高原尾瀬口駅 7.9 万/坪(昨年同期比 -9.3 %)
会津高原尾瀬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -9.3%( -0.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.8年(昨年 25.0年から +31.0 %増)。平均土地面積は 514.3 坪 (昨年 284.4 坪から +80.9 %増)。平均建物面積は 124.0 坪 (昨年 43.1 坪から +187.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.0 年 → 2021年 32.8 年、+31.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示