【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の平成筑豊鉄道田川線 (行橋駅~田川伊田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.3万円/坪(8.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -47.6%( -25.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて -34.6%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.9年(昨年 15.9年から +131.6 %増)。平均土地面積は 109.5 坪 (昨年 83.1 坪から +31.8 %増)。平均建物面積は 62.6 坪 (昨年 54.2 坪から +15.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。犀川駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは美夜古泉駅で昨年に比べ -92.5 %、坪単価は 4.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(新豊津駅)は +692.0 %(坪単価 +18.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(美夜古泉駅)は -92.5 %(坪単価 -53.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 24.8 分 → 2022年 19.4 分、-22.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 19.2 % → 2022年 18.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.9 年 → 2022年 36.9 年、+131.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 19.2 % → 2022年 56.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 12.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった行橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -36.3%( -23.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -55.0%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -61.2%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平成筑豊鉄道田川線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
行橋駅 | 41.9万/坪 (28.0年/79.5坪) | 65.8万/坪 (10.3年/67.9坪) | 36.0万/坪 (28.4年/125坪) |
令和コスタ行橋駅 | - | - | - |
美夜古泉駅 | 4.3万/坪 (69.0年/43.9坪) | 57.5万/坪 (1.0年/45.4坪) | 10.9万/坪 (46.0年/191坪) |
今川河童駅 | 21.5万/坪 (34.7年/136坪) | - | 56.0万/坪 (8.7年/62.5坪) |
豊津駅 | 3.9万/坪 (71.0年/363坪) | - | - |
新豊津駅 | 21.2万/坪 (42.0年/206坪) | - | |
犀川駅 | 7.9万/坪 (47.0年/106坪) | 9.8万/坪 (33.0年/245坪) | - |
崎山駅 | - | - | - |
油須原駅 | - | - | - |
赤駅 | - | - | - |
内田駅 | - | - | - |
柿下温泉口駅 | - | - | - |
勾金駅 | - | - | 47.8万/坪 (33.0年/81.7坪) |
上伊田駅 | - | - | 14.9万/坪 (38.0年/31.8坪) |
田川伊田駅 | 2.5万/坪 (33.0年/19.7坪) | 6.4万/坪 (45.4年/143坪) | 3.0万/坪 (46.0年/60.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新豊津駅 21.2 万/坪(昨年同期比 +692.0 %)
新豊津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.2万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +692.0%( +18.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.0年(昨年 39.0年から +7.7 %増)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 299.5 坪から -92.4 %減)。
美夜古泉駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -92.5 %)
美夜古泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -92.5%( -53.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 69.0年(昨年 1.0年から +6804.7 %増)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 45.4 坪から -3.3 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 34.8 坪から +13.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.0 分 → 2022年 5.0 分、-50.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 1.0 年 → 2022年 69.0 年、+6804.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示