【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の平成筑豊鉄道伊田線 (直方駅~田川伊田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -43.0%( -16.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 22.7年から +78.6 %増)。平均土地面積は 110.4 坪 (昨年 114.3 坪から -3.4 %減)。平均建物面積は 57.6 坪 (昨年 68.3 坪から -15.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(直方駅)は -47.1 %(坪単価 -21.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田川伊田駅)は -98.9 %(坪単価 -36.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 22.7 年 → 2024年 40.6 年、+78.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 % → 2024年 60.0 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 11.1 % → 2024年 8.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -47.1%( -21.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -98.9%( -36.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平成筑豊鉄道伊田線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直方駅 | 24.0万/坪 (49.3年/135坪) | 45.4万/坪 (25.2年/70.0坪) | 39.0万/坪 (18.9年/96.3坪) |
南直方御殿口駅 | 12.0万/坪 (42.5年/47.6坪) | - | - |
あかぢ駅 | - | - | - |
藤棚駅 | 27.3万/坪 (7.0年/52.9坪) | - | - |
中泉駅 | - | - | 38.3万/坪 (35.0年/69.6坪) |
市場駅 | - | - | 7.6万/坪 (0年/163坪) |
ふれあい生力駅 | - | 67.7万/坪 (1.0年/113坪) | 36.6万/坪 (0年/52.9坪) |
赤池駅 | - | 11.9万/坪 (42.5年/340坪) | - |
人見駅 | - | 5.8万/坪 (0年/191坪) | - |
金田駅 | 13.7万/坪 (51.0年/139坪) | - | - |
上金田駅 | - | 7.6万/坪 (33.0年/127坪) | - |
糒駅 | 57.5万/坪 (16.0年/303坪) | - | - |
田川市立病院駅 | - | - | 5.5万/坪 (50.0年/54.5坪) |
下伊田駅 | - | - | - |
田川伊田駅 | 0.4万/坪 (50.0年/40.8坪) | 36.7万/坪 (17.5年/57.5坪) | 2.5万/坪 (33.0年/19.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
直方駅 24.0 万/坪(昨年同期比 -47.1 %)
直方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -47.1%( -21.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.3年(昨年 25.2年から +95.7 %増)。平均土地面積は 134.9 坪 (昨年 70.0 坪から +92.7 %増)。平均建物面積は 65.3 坪 (昨年 106.9 坪から -38.9 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 25.2 年 → 2024年 49.3 年、+95.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.0 分 → 2024年 27.0 分、+145.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 75.0 %)
田川伊田駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -98.9 %)
田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -98.9%( -36.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 50.0年(昨年 17.5年から +185.7 %増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 57.5 坪から -28.9 %減)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 27.6 坪から +228.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 40.8 分 → 2024年 2.0 分、-95.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 17.5 年 → 2024年 50.0 年、+185.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示