【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の平成筑豊鉄道伊田線 (直方駅~田川伊田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.0万円/坪(8.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.7%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて +44.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.4年(昨年 33.9年から -7.3 %減)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 74.4 坪から +17.8 %増)。平均建物面積は 72.3 坪 (昨年 32.1 坪から +124.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。田川伊田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは田川伊田駅で昨年に比べ +24.6 %、坪単価は 8.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(田川伊田駅)は +24.6 %(坪単価 +1.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(直方駅)は -8.5 %(坪単価 -3.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 17.9 分 → 2022年 15.6 分、-12.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 62.5 % → 2022年 41.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.6万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -8.5%( -3.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +24.6%( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平成筑豊鉄道伊田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直方駅 | 40.6万/坪 (26.4年/55.0坪) | 44.3万/坪 (25.5年/55.4坪) | 26.5万/坪 (25.5年/123坪) |
南直方御殿口駅 | 17.5万/坪 (31.3年/75.6坪) | - | 33.1万/坪 (48.3年/87.7坪) |
あかぢ駅 | - | 12.2万/坪 (34.3年/43.9坪) | - |
藤棚駅 | - | - | 6.2万/坪 (19.3年/63.5坪) |
中泉駅 | - | - | - |
市場駅 | - | - | 13.5万/坪 (49.3年/281坪) |
ふれあい生力駅 | 15.7万/坪 (33.3年/78.7坪) | - | - |
赤池駅 | - | - | - |
人見駅 | - | - | - |
金田駅 | - | 9.5万/坪 (44.3年/34.8坪) | - |
上金田駅 | - | - | - |
糒駅 | - | 8.7万/坪 (33.3年/284坪) | - |
田川市立病院駅 | - | - | - |
下伊田駅 | 8.8万/坪 (37.3年/136坪) | - | 14.5万/坪 (44.3年/78.7坪) |
田川伊田駅 | 8.2万/坪 (45.3年/144坪) | 6.6万/坪 (57.3年/30.3坪) | 11.3万/坪 (38.3年/116坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田川伊田駅 8.2 万/坪(昨年同期比 +24.6 %)
田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +24.6%( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 45.3年(昨年 57.3年から -21.0 %減)。平均土地面積は 144.2 坪 (昨年 30.3 坪から +376.7 %増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 30.3 坪から +70.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 57.3 年 → 2022年 45.3 年、-21.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.0 分 → 2022年 8.3 分、-53.7 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
直方駅 40.6 万/坪(昨年同期比 -8.5 %)
直方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.6万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -8.5%( -3.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.4年(昨年 25.5年から +3.5 %増)。平均土地面積は 55.0 坪 (昨年 55.4 坪から -0.7 %減)。平均建物面積は 100.7 坪 (昨年 35.2 坪から +186.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 28.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示