【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の平成筑豊鉄道伊田線 (直方駅~田川伊田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.7万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +27.8%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて -19.0%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 32.0年から -32.0 %減)。平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 113.9 坪から -22.1 %減)。平均建物面積は 52.5 坪 (昨年 61.3 坪から -14.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。直方駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはふれあい生力駅で昨年に比べ +196.7 %、坪単価は 36.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(ふれあい生力駅)は +196.7 %(坪単価 +24.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田川伊田駅)は -61.2 %(坪単価 -3.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 32.0 年 → 2022年 21.7 年、-32.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.8 % → 2022年 11.8 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 26.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 15.7 分 → 2022年 18.3 分、+16.8 %と増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.0万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +17.7%( +5.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -61.2%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平成筑豊鉄道伊田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直方駅 | 39.0万/坪 (18.9年/96.3坪) | 33.1万/坪 (27.7年/126坪) | 64.9万/坪 (20.7年/147坪) |
南直方御殿口駅 | - | 41.5万/坪 (25.5年/43.9坪) | - |
あかぢ駅 | - | 57.1万/坪 (0年/84.7坪) | |
藤棚駅 | - | - | - |
中泉駅 | 38.3万/坪 (35.0年/69.6坪) | - | 43.0万/坪 (13.0年/115坪) |
市場駅 | 7.6万/坪 (0年/163坪) | - | - |
ふれあい生力駅 | 36.6万/坪 (0年/52.9坪) | 12.3万/坪 (36.0年/103坪) | 66.1万/坪 (0年/54.5坪) |
赤池駅 | - | 9.4万/坪 (22.0年/52.9坪) | - |
人見駅 | - | - | - |
金田駅 | - | 9.0万/坪 (32.5年/134坪) | - |
上金田駅 | - | - | 28.3万/坪 (28.0年/90.8坪) |
糒駅 | - | 52.2万/坪 (40.0年/78.7坪) | 12.1万/坪 (46.0年/133坪) |
田川市立病院駅 | 5.5万/坪 (50.0年/54.5坪) | - | - |
下伊田駅 | - | 44.9万/坪 (21.0年/118坪) | - |
田川伊田駅 | 2.5万/坪 (33.0年/19.7坪) | 6.4万/坪 (45.4年/143坪) | 3.0万/坪 (46.0年/60.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
ふれあい生力駅 36.6 万/坪(昨年同期比 +196.7 %)
ふれあい生力駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +196.7%( +24.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.0年(昨年 36.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 102.9 坪から -48.5 %減)。平均建物面積は 166.4 坪 (昨年 33.3 坪から +400.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 36.0 年 → 2022年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 12.0 分、+100.0 %と大きく増加)
田川伊田駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -61.2 %)
田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -61.2%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 45.4年から -27.2 %減)。平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 143.2 坪から -86.3 %減)。平均建物面積は 12.1 坪 (昨年 122.5 坪から -90.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 45.4 年 → 2022年 33.0 年、-27.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.3 分 → 2022年 9.0 分、-48.1 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示