【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の平成筑豊鉄道伊田線 (直方駅~田川伊田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.6万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -43.1%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(1年前(2020年)に比べて +133.3%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.0年(昨年 21.7年から +47.4 %増)。平均土地面積は 113.9 坪 (昨年 108.9 坪から +4.6 %増)。平均建物面積は 61.3 坪 (昨年 45.4 坪から +35.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(糒駅)は +330.6 %(坪単価 +40.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(ふれあい生力駅)は -81.4 %(坪単価 -53.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 18.4 分 → 2021年 15.7 分、-15.1 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 21.7 年 → 2021年 32.0 年、+47.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.1 % → 2021年 44.4 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 16.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった糒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.2万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +330.6%( +40.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田川伊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +112.6%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平成筑豊鉄道伊田線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直方駅 | 33.1万/坪 (27.7年/126坪) | 64.9万/坪 (20.7年/147坪) | 49.3万/坪 (15.0年/122坪) |
南直方御殿口駅 | 41.5万/坪 (25.5年/43.9坪) | - | 17.6万/坪 (35.0年/36.3坪) |
あかぢ駅 | 57.1万/坪 (0年/84.7坪) | - | |
藤棚駅 | - | - | 34.6万/坪 (27.0年/49.9坪) |
中泉駅 | - | 43.0万/坪 (13.0年/115坪) | 41.3万/坪 (21.0年/90.8坪) |
市場駅 | - | - | - |
ふれあい生力駅 | 12.3万/坪 (36.0年/103坪) | 66.1万/坪 (0年/54.5坪) | 11.8万/坪 (36.0年/191坪) |
赤池駅 | 9.4万/坪 (22.0年/52.9坪) | - | 11.0万/坪 (13.0年/160坪) |
人見駅 | - | - | - |
金田駅 | 9.0万/坪 (32.5年/134坪) | - | 4.8万/坪 (47.0年/28.7坪) |
上金田駅 | - | 28.3万/坪 (28.0年/90.8坪) | 81.1万/坪 (0年/96.8坪) |
糒駅 | 52.2万/坪 (40.0年/78.7坪) | 12.1万/坪 (46.0年/133坪) | - |
田川市立病院駅 | - | - | - |
下伊田駅 | 44.9万/坪 (21.0年/118坪) | - | - |
田川伊田駅 | 6.4万/坪 (45.4年/143坪) | 3.0万/坪 (46.0年/60.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
糒駅 52.2 万/坪(昨年同期比 +330.6 %)
糒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.2万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +330.6%( +40.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 40.0年(昨年 46.0年から -13.0 %減)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 133.1 坪から -40.9 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 45.4 坪から -36.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 46.0 年 → 2021年 40.0 年、-13.0 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.0 分 → 2021年 16.0 分、-46.7 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
ふれあい生力駅 12.3 万/坪(昨年同期比 -81.4 %)
ふれあい生力駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -81.4%( -53.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 54.5 坪から +88.9 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 30.3 坪から +10.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.0 分 → 2021年 6.0 分、-57.1 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示