【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年10月〜12月期のJR御殿場線 (国府津駅~谷峨駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -29.4%( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +166.7%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 10.0年から +47.5 %増)。平均土地面積は 50.9 坪 (昨年 103.6 坪から -50.9 %減)。平均建物面積は 29.8 坪 (昨年 49.9 坪から -40.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。相模金子駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは相模金子駅で昨年に比べ +65.0 %、坪単価は 68.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(相模金子駅)は +65.0 %(坪単価 +26.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下曽我駅)は -54.5 %(坪単価 -39.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 16.3 分 → 2020年 14.2 分、-13.1 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 46.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 10.0 年 → 2020年 14.7 年、+47.5 %と大きく増加)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 7.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相模金子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.2万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +65.0%( +26.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下曽我駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -54.5%( -39.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR御殿場線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国府津駅 | 48.4万/坪 (7.8年/48.4坪) | - | 71.7万/坪 (21.8年/53.5坪) |
下曽我駅 | 33.2万/坪 (40.8年/60.5坪) | 72.8万/坪 (3.3年/94.7坪) | 68.2万/坪 (14.4年/39.8坪) |
上大井駅 | 48.4万/坪 (16.4年/34.3坪) | - | 56.7万/坪 (0.8年/33.3坪) |
相模金子駅 | 68.2万/坪 (4.3年/57.2坪) | 41.3万/坪 (36.8年/148坪) | 65.0万/坪 (10.9年/89.0坪) |
松田駅 | - | - | - |
東山北駅 | 59.5万/坪 (0.8年/60.5坪) | - | - |
山北駅 | 8.3万/坪 (26.8年/44.6坪) | - | - |
谷峨駅 | - | - | 7.3万/坪 (22.8年/36.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
相模金子駅 68.2 万/坪(昨年同期比 +65.0 %)
相模金子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.2万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +65.0%( +26.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 4.3年(昨年 36.8年から -88.4 %減)。平均土地面積は 57.2 坪 (昨年 148.2 坪から -61.4 %減)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 48.4 坪から -30.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 36.8 年 → 2020年 4.3 年、-88.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.0 分 → 2020年 9.7 分、+20.8 %と大きく増加)
下曽我駅 33.2 万/坪(昨年同期比 -54.5 %)
下曽我駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -54.5%( -39.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.8年(昨年 3.3年から +1153.2 %増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 94.7 坪から -36.1 %減)。平均建物面積は 26.5 坪 (昨年 50.3 坪から -47.4 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 3.3 年 → 2020年 40.8 年、+1153.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示