【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜12月期のJR中央本線 (相模湖駅~藤野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.7万円/坪(8.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +8.7%( +2.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 24 件(1年前(2019年)に比べて +60.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.7年(昨年 32.8年から -0.3 %減)。平均土地面積は 67.8 坪 (昨年 67.9 坪から -0.1 %減)。平均建物面積は 46.8 坪 (昨年 28.3 坪から +65.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。藤野駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは藤野駅で昨年に比べ +13.3 %、坪単価は 31.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(藤野駅)は +13.3 %(坪単価 +3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相模湖駅)は +7.9 %(坪単価 +1.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 73.3 % → 2020年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 28.2 分 → 2020年 43.0 分、+52.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 20.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +13.3%( +3.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.3万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.9%( +1.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて +250.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR中央本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
相模湖駅 | 25.3万/坪 (33.0年/52.6坪) | 23.4万/坪 (36.6年/34.0坪) | 51.4万/坪 (24.4年/83.8坪) |
藤野駅 | 31.0万/坪 (32.2年/94.3坪) | 27.4万/坪 (30.9年/80.3坪) | 19.1万/坪 (38.7年/69.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
藤野駅 31.0 万/坪(昨年同期比 +13.3 %)
藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +13.3%( +3.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.2年(昨年 30.9年から +4.4 %増)。平均土地面積は 94.3 坪 (昨年 80.3 坪から +17.5 %増)。平均建物面積は 29.3 坪 (昨年 30.1 坪から -2.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 70.0 % → 2020年 62.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 25.0 %)
相模湖駅 25.3 万/坪(昨年同期比 +7.9 %)
相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.3万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.9%( +1.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて +250.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 36.6年から -9.7 %減)。平均土地面積は 52.6 坪 (昨年 34.0 坪から +54.6 %増)。平均建物面積は 26.3 坪 (昨年 24.6 坪から +6.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 75.0 % → 2020年 64.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 30.0 分 → 2020年 52.4 分、+74.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示