【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期の東急こどもの国線 (長津田駅～こどもの国駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 172万円/坪(52.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +17.1％( +25.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2023年)に比べて +14.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 20.6年から -28.5 ％減)。平均土地面積は 47.5 坪 (昨年 50.5 坪から -5.9 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 34.1 坪から -7.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。長津田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは長津田駅で昨年に比べ +32.6 ％、坪単価は 190 万円/坪となった。
上位 1 駅(長津田駅)は +32.6 ％(坪単価 +46.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(恩田駅)は -25.2 ％(坪単価 -37.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 20.6 年 → 2024年 14.7 年、-28.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.4 ％ → 2024年 35.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 35.7 ％ → 2024年 35.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長津田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +32.6％( +46.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった恩田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -25.2％( -37.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東急こどもの国線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長津田駅 | 190万/坪 (14.0年/43.2坪) | 144万/坪 (22.5年/47.6坪) | 171万/坪 (15.2年/31.8坪) |
| 恩田駅 | 109万/坪 (27.5年/69.6坪) | 146万/坪 (21.3年/53.7坪) | 181万/坪 (0.5年/41.2坪) |
| こどもの国駅 | 139万/坪 (13.3年/53.7坪) | 183万/坪 (0.5年/63.5坪) | 128万/坪 (24.5年/54.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長津田駅 190.4 万/坪(昨年同期比 +32.6 ％)
長津田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +32.6％( +46.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.0年(昨年 22.5年から -38.0 ％減)。平均土地面積は 43.2 坪 (昨年 47.6 坪から -9.2 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 33.9 坪から -10.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 22.5 年 → 2024年 14.0 年、-38.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.2 分 → 2024年 13.7 分、-15.4 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.1 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 ％ → 2024年 33.3 ％)
恩田駅 109.4 万/坪(昨年同期比 -25.2 ％)
恩田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -25.2％( -37.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 21.3年から +29.4 ％増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 53.7 坪から +29.6 ％増)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 35.2 坪から +24.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.3 年 → 2024年 27.5 年、+29.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 75.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示