【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期の東海道新幹線 (新横浜駅~小田原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +54.4%( +43.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.3年(昨年 25.1年から +40.5 %増)。平均土地面積は 77.5 坪 (昨年 39.7 坪から +95.2 %増)。平均建物面積は 43.7 坪 (昨年 36.5 坪から +19.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新横浜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新横浜駅で昨年に比べ +55.7 %、坪単価は 155 万円/坪となった。
上位 1 駅(新横浜駅)は +55.7 %(坪単価 +55.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小田原駅)は -1.2 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 22.9 分 → 2023年 12.9 分、-43.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 25.1 年 → 2023年 35.3 年、+40.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 % → 2023年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +55.7%( +55.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.2万円/坪(22.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -1.2%( -0.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新横浜駅 | 155万/坪 (34.0年/39.6坪) | 99.4万/坪 (32.8年/24.2坪) | 50.4万/坪 (44.8年/40.8坪) |
小田原駅 | 73.2万/坪 (37.4年/141坪) | 74.1万/坪 (21.3年/44.9坪) | 86.0万/坪 (28.8年/65.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新横浜駅 154.7 万/坪(昨年同期比 +55.7 %)
新横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +55.7%( +55.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.0年(昨年 32.8年から +3.7 %増)。平均土地面積は 39.6 坪 (昨年 24.2 坪から +63.7 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 21.9 坪から +58.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 33.5 分 → 2023年 11.0 分、-67.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 40.0 %)
小田原駅 73.2 万/坪(昨年同期比 -1.2 %)
小田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.2万円/坪(22.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -1.2%( -0.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.4年(昨年 21.3年から +76.1 %増)。平均土地面積は 140.7 坪 (昨年 44.9 坪から +213.5 %増)。平均建物面積は 58.5 坪 (昨年 41.3 坪から +41.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 19.3 分 → 2023年 16.0 分、-17.2 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 21.3 年 → 2023年 37.4 年、+76.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示