【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の横浜みなとみらい線 (横浜駅~元町・中華街駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 271万円/坪(82.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +58.2%( +99.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -57.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.2年(昨年 22.8年から +45.6 %増)。平均土地面積は 94.8 坪 (昨年 87.8 坪から +7.9 %増)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 120.8 坪から -64.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(横浜駅)は +143.7 %(坪単価 +211.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(元町・中華街駅)は -29.5 %(坪単価 -59.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 22.8 年 → 2023年 33.2 年、+45.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 35.7 % → 2023年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 358万円/坪(108万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +143.7%( +211.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった元町・中華街駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 141万円/坪(42.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -29.5%( -59.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
横浜みなとみらい線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
横浜駅 | 358万/坪 (39.4年/73.6坪) | 147万/坪 (25.9年/61.6坪) | 272万/坪 (13.7年/67.3坪) |
新高島駅 | - | - | - |
みなとみらい駅 | - | - | - |
馬車道駅 | - | - | - |
日本大通り駅 | - | - | - |
元町・中華街駅 | 141万/坪 (22.5年/71.1坪) | 200万/坪 (18.7年/118坪) | 248万/坪 (10.0年/25.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
横浜駅 357.9 万/坪(昨年同期比 +143.7 %)
横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 358万円/坪(108万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +143.7%( +211.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.4年(昨年 25.9年から +52.0 %増)。平均土地面積は 73.6 坪 (昨年 61.6 坪から +19.5 %増)。平均建物面積は 35.8 坪 (昨年 45.8 坪から -21.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 25.9 年 → 2023年 39.4 年、+52.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 16.9 分 → 2023年 19.3 分、+14.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 66.7 %)
元町・中華街駅 141.0 万/坪(昨年同期比 -29.5 %)
元町・中華街駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 141万円/坪(42.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -29.5%( -59.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 18.7年から +20.5 %増)。平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 118.5 坪から -40.0 %減)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 208.2 坪から -74.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 18.7 年 → 2023年 22.5 年、+20.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示