【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期ののと鉄道七尾線 (七尾駅~穴水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +92.2%( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -35.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.7年(昨年 49.2年から -9.0 %減)。平均土地面積は 170.0 坪 (昨年 81.6 坪から +108.3 %増)。平均建物面積は 86.1 坪 (昨年 59.6 坪から +44.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。和倉温泉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは七尾駅で昨年に比べ +725.6 %、坪単価は 24.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(七尾駅)は +725.6 %(坪単価 +21.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(穴水駅)は -35.1 %(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 78.6 % → 2022年 70.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった七尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.8万円/坪(7.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +725.6%( +21.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.1%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
のと鉄道七尾線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
七尾駅 | 24.8万/坪 (34.0年/185坪) | 3.0万/坪 (49.5年/63.9坪) | 15.0万/坪 (34.5年/64.1坪) |
和倉温泉駅 | 13.3万/坪 (39.0年/86.2坪) | 8.2万/坪 (45.7年/98.3坪) | 6.6万/坪 (36.0年/212坪) |
田鶴浜駅 | - | - | - |
笠師保駅 | - | - | - |
能登中島駅 | 1.3万/坪 (50.0年/90.8坪) | - | - |
西岸駅 | - | - | - |
能登鹿島駅 | - | 24.0万/坪 (39.0年/99.8坪) | - |
穴水駅 | 2.6万/坪 (54.3年/216坪) | 4.0万/坪 (51.7年/81.8坪) | 15.1万/坪 (35.0年/149坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
七尾駅 24.8 万/坪(昨年同期比 +725.6 %)
七尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.8万円/坪(7.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +725.6%( +21.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.0年(昨年 49.5年から -31.3 %減)。平均土地面積は 185.3 坪 (昨年 63.9 坪から +189.9 %増)。平均建物面積は 75.1 坪 (昨年 45.9 坪から +63.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 49.5 年 → 2022年 34.0 年、-31.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 36.2 分 → 2022年 25.2 分、-30.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 66.7 %)
穴水駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -35.1 %)
穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.1%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 54.3年(昨年 51.7年から +5.1 %増)。平均土地面積は 216.3 坪 (昨年 81.8 坪から +164.3 %増)。平均建物面積は 105.5 坪 (昨年 63.0 坪から +67.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 103.7 分 → 2022年 120.0 分、+15.8 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示