【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜12月期の熊本電鉄藤崎線 (藤崎宮前駅～北熊本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.4万円/坪(20.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +175.6％( +42.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +20.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 44.2年から -37.7 ％減)。平均土地面積は 110.8 坪 (昨年 77.7 坪から +42.5 ％増)。平均建物面積は 103.0 坪 (昨年 87.9 坪から +17.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。藤崎宮前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは黒髪町駅で昨年に比べ +123.5 ％、坪単価は 88.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(黒髪町駅)は +123.5 ％(坪単価 +49.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤崎宮前駅)は +93.8 ％(坪単価 +23.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 44.2 年 → 2023年 27.5 年、-37.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 ％ → 2023年 41.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった黒髪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.9万円/坪(26.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +123.5％( +49.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +122.9％( +25.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 熊本電鉄藤崎線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 藤崎宮前駅 | 49.2万/坪 (33.8年/130坪) | 25.4万/坪 (36.9年/82.4坪) | 74.9万/坪 (24.1年/86.0坪) |
| 黒髪町駅 | 88.9万/坪 (23.5年/139坪) | 39.8万/坪 (36.5年/78.7坪) | 61.7万/坪 (24.7年/132坪) |
| 北熊本駅 | 46.9万/坪 (28.9年/58.6坪) | 21.1万/坪 (48.7年/75.9坪) | 45.7万/坪 (32.8年/119坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
黒髪町駅 88.9 万/坪(昨年同期比 +123.5 ％)
黒髪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.9万円/坪(26.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +123.5％( +49.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 36.5年から -35.8 ％減)。平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 78.7 坪から +76.9 ％増)。平均建物面積は 113.1 坪 (昨年 239.0 坪から -52.7 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 36.5 年 → 2023年 23.5 年、-35.8 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 8.0 分 → 2023年 7.0 分、-12.5 ％と減少)
藤崎宮前駅 49.2 万/坪(昨年同期比 +93.8 ％)
藤崎宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.2万円/坪(14.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +93.8％( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.8年(昨年 36.9年から -8.5 ％減)。平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 82.4 坪から +57.8 ％増)。平均建物面積は 204.2 坪 (昨年 173.9 坪から +17.4 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 7.5 分 → 2023年 11.5 分、+53.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示