【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜9月期の熊本電鉄藤崎線 (藤崎宮前駅~北熊本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.1万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.6%( -40.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -41.2%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.2年(昨年 26.1年から +69.6 %増)。平均土地面積は 77.7 坪 (昨年 108.1 坪から -28.1 %減)。平均建物面積は 87.9 坪 (昨年 87.0 坪から +1.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(黒髪町駅)は -35.6 %(坪単価 -22.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤崎宮前駅)は -66.1 %(坪単価 -49.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 10.1 分 → 2022年 8.2 分、-19.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 46.7 % → 2022年 12.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 26.1 年 → 2022年 44.2 年、+69.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 75.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.3 % → 2022年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった黒髪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.6%( -22.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -53.9%( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
熊本電鉄藤崎線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
藤崎宮前駅 | 25.4万/坪 (36.9年/82.4坪) | 74.9万/坪 (24.1年/86.0坪) | 45.9万/坪 (57.5年/88.5坪) |
黒髪町駅 | 39.8万/坪 (36.5年/78.7坪) | 61.7万/坪 (24.7年/132坪) | 105万/坪 (0.00年/55.2坪) |
北熊本駅 | 21.1万/坪 (48.7年/75.9坪) | 45.7万/坪 (32.8年/119坪) | 124万/坪 (12.1年/146坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
黒髪町駅 39.8 万/坪(昨年同期比 -35.6 %)
黒髪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.6%( -22.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.5年(昨年 24.7年から +48.0 %増)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 132.1 坪から -40.5 %減)。平均建物面積は 239.0 坪 (昨年 91.5 坪から +161.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 9.2 分 → 2022年 8.0 分、-12.7 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 24.7 年 → 2022年 36.5 年、+48.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
藤崎宮前駅 25.4 万/坪(昨年同期比 -66.1 %)
藤崎宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -66.1%( -49.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.9年(昨年 24.1年から +53.1 %増)。平均土地面積は 82.4 坪 (昨年 86.0 坪から -4.2 %減)。平均建物面積は 173.9 坪 (昨年 101.3 坪から +71.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.2 分 → 2022年 7.5 分、-26.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 24.1 年 → 2022年 36.9 年、+53.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示