物件種別
対象路線
調査期間
中古一戸建て
2022年
2022年1月9月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜9月期の熊本電鉄藤崎線 (藤崎宮前駅北熊本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.1万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.6%( -40.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -41.2%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 44.2年(昨年 26.1年から +69.6 %増)。平均土地面積は 77.7 坪 (昨年 108.1 坪から -28.1 %減)。平均建物面積は 87.9 坪 (昨年 87.0 坪から +1.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。

上位 1 駅(黒髪町駅)は -35.6 %(坪単価 -22.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤崎宮前駅)は -66.1 %(坪単価 -49.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 10.1 分 → 2022年 8.2 分、-19.0 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 46.7 % → 2022年 12.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 26.1 年 → 2022年 44.2 年、+69.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 75.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.3 % → 2022年 20.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった黒髪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.6%( -22.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -53.9%( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

熊本電鉄藤崎線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
熊本電鉄藤崎線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
藤崎宮前駅25.4万/坪
(36.9年/82.4坪)
74.9万/坪
(24.1年/86.0坪)
45.9万/坪
(57.5年/88.5坪)
黒髪町駅39.8万/坪
(36.5年/78.7坪)
61.7万/坪
(24.7年/132坪)
105万/坪
(0.00年/55.2坪)
北熊本駅21.1万/坪
(48.7年/75.9坪)
45.7万/坪
(32.8年/119坪)
124万/坪
(12.1年/146坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

黒髪町駅39.8 万/坪(昨年同期比 -35.6 %)

黒髪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.6%( -22.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.5年(昨年 24.7年から +48.0 %増)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 132.1 坪から -40.5 %減)。平均建物面積は 239.0 坪 (昨年 91.5 坪から +161.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 9.2 分 → 2022年 8.0 分、-12.7 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 24.7 年 → 2022年 36.5 年、+48.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)

藤崎宮前駅25.4 万/坪(昨年同期比 -66.1 %)

藤崎宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -66.1%( -49.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.9年(昨年 24.1年から +53.1 %増)。平均土地面積は 82.4 坪 (昨年 86.0 坪から -4.2 %減)。平均建物面積は 173.9 坪 (昨年 101.3 坪から +71.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.2 分 → 2022年 7.5 分、-26.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 24.1 年 → 2022年 36.9 年、+53.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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