【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期の近江鉄道八日市線 (八日市駅～近江八幡駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.8万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -7.3％( -4.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 30 件(１年前(2021年)に比べて -3.2％( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 15.0年から +59.8 ％増)。平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 99.0 坪から -6.2 ％減)。平均建物面積は 45.5 坪 (昨年 63.8 坪から -28.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。近江八幡駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは近江八幡駅で昨年に比べ +8.1 ％、坪単価は 65.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(近江八幡駅)は +8.1 ％(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八日市駅)は -10.8 ％(坪単価 -4.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 29.4 分 → 2022年 22.3 分、-24.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.0 年 → 2022年 24.0 年、+59.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.5 ％ → 2022年 22.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 23.8 ％ → 2022年 40.9 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった近江八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.7万円/坪(19.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +8.1％( +5.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2021年)に比べて -19.0％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八日市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.9万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -10.8％( -4.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて +116.7％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 近江鉄道八日市線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 八日市駅 | 39.9万/坪 (22.2年/109坪) | 44.7万/坪 (14.1年/120坪) | 63.0万/坪 (16.1年/55.6坪) |
| 新八日市駅 | - | 54.3万/坪 (13.8年/49.2坪) | 94.5万/坪 (0.8年/54.5坪) |
| 太郎坊宮前駅 | - | 135万/坪 (0.8年/57.5坪) | 30.3万/坪 (49.8年/40.8坪) |
| 市辺駅 | - | 2.6万/坪 (0年/112坪) | - |
| 平田駅 | - | - | 43.2万/坪 (27.8年/69.6坪) |
| 武佐駅 | - | - | - |
| 近江八幡駅 | 65.7万/坪 (25.3年/79.6坪) | 60.8万/坪 (16.4年/99.0坪) | 43.5万/坪 (26.6年/112坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
近江八幡駅 65.7 万/坪(昨年同期比 +8.1 ％)
近江八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.7万円/坪(19.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +8.1％( +5.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2021年)に比べて -19.0％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 16.4年から +54.7 ％増)。平均土地面積は 79.6 坪 (昨年 99.0 坪から -19.6 ％減)。平均建物面積は 50.7 坪 (昨年 64.6 坪から -21.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 23.2 分 → 2022年 17.0 分、-26.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 16.4 年 → 2022年 25.3 年、+54.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 26.7 ％ → 2022年 53.8 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 ％ → 2022年 15.4 ％)
八日市駅 39.9 万/坪(昨年同期比 -10.8 ％)
八日市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.9万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -10.8％( -4.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて +116.7％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 14.1年から +57.6 ％増)。平均土地面積は 109.1 坪 (昨年 120.2 坪から -9.2 ％減)。平均建物面積は 39.5 坪 (昨年 74.7 坪から -47.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 61.7 分 → 2022年 28.5 分、-53.8 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 44.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.1 年 → 2022年 22.2 年、+57.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示