【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の西武豊島線 (練馬駅~豊島園駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 293万円/坪(88.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +31.6%( +70.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +71.4%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 5.8年(昨年 37.1年から -84.5 %減)。平均土地面積は 29.1 坪 (昨年 41.3 坪から -29.5 %減)。平均建物面積は 47.3 坪 (昨年 42.1 坪から +12.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。練馬駅、豊島園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは豊島園駅で昨年に比べ +43.4 %、坪単価は 262 万円/坪となった。
上位 1 駅(豊島園駅)は +43.4 %(坪単価 +79.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(練馬駅)は +27.2 %(坪単価 +64.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 37.1 年 → 2023年 5.8 年、-84.5 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 % → 2023年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 7.6 分 → 2023年 9.2 分、+22.2 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 % → 2023年 8.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった練馬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 304万円/坪(91.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +27.2%( +64.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊島園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 262万円/坪(79.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +43.4%( +79.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
西武豊島線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
練馬駅 | 304万/坪 (5.3年/30.1坪) | 239万/坪 (43.5年/47.8坪) | 200万/坪 (23.4年/33.3坪) |
豊島園駅 | 262万/坪 (7.3年/26.2坪) | 183万/坪 (24.3年/25.0坪) | 107万/坪 (26.3年/16.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
豊島園駅 261.9 万/坪(昨年同期比 +43.4 %)
豊島園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 262万円/坪(79.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +43.4%( +79.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 7.3年(昨年 24.3年から -70.1 %減)。平均土地面積は 26.2 坪 (昨年 25.0 坪から +5.1 %増)。平均建物面積は 26.7 坪 (昨年 25.7 坪から +3.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 24.3 年 → 2023年 7.3 年、-70.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.5 分 → 2023年 6.7 分、-42.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 66.7 %)
練馬駅 303.7 万/坪(昨年同期比 +27.2 %)
練馬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 304万円/坪(91.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +27.2%( +64.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 5.3年(昨年 43.5年から -87.9 %減)。平均土地面積は 30.1 坪 (昨年 47.8 坪から -37.1 %減)。平均建物面積は 54.1 坪 (昨年 48.7 坪から +11.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 43.5 年 → 2023年 5.3 年、-87.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.0 分 → 2023年 10.1 分、+68.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示