【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の北越急行ほくほく線 (六日町駅～犀潟駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.1万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +91.8％( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -84.0％( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 41.4年から -29.3 ％減)。平均土地面積は 83.6 坪 (昨年 129.2 坪から -35.3 ％減)。平均建物面積は 78.0 坪 (昨年 66.3 坪から +17.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。十日町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは六日町駅で昨年に比べ +100.4 ％、坪単価は 56.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(六日町駅)は +100.4 ％(坪単価 +28.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(十日町駅)は +31.6 ％(坪単価 +5.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 41.4 年 → 2024年 29.3 年、-29.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.9 分 → 2024年 11.0 分、-54.1 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.2 ％ → 2024年 16.7 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 64.6 ％ → 2024年 16.7 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 27.1 ％ → 2024年 66.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった六日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +100.4％( +28.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -84.2％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった十日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +31.6％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -77.3％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北越急行ほくほく線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 六日町駅 | 56.1万/坪 (24.1年/86.7坪) | 28.0万/坪 (39.2年/145坪) | 10.5万/坪 (33.9年/98.7坪) |
| 魚沼丘陵駅 | - | - | - |
| 美佐島駅 | - | - | - |
| しんざ駅 | - | - | - |
| 十日町駅 | 22.8万/坪 (34.4年/81.7坪) | 17.4万/坪 (44.1年/134坪) | 16.8万/坪 (35.5年/128坪) |
| まつだい駅 | - | 0.4万/坪 (40.8年/63.0坪) | 9.7万/坪 (35.7年/376坪) |
| ほくほく大島駅 | - | 1.2万/坪 (46.8年/148坪) | 2.7万/坪 (46.4年/266坪) |
| 虫川大杉駅 | - | 3.4万/坪 (34.5年/91.3坪) | 3.7万/坪 (38.5年/84.7坪) |
| うらがわら駅 | - | - | 0.6万/坪 (59.8年/143坪) |
| 大池いこいの森駅 | - | - | - |
| くびき駅 | - | - | 1.7万/坪 (32.8年/484坪) |
| 犀潟駅 | - | 2.5万/坪 (41.3年/69.6坪) | 35.3万/坪 (22.8年/103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
六日町駅 56.1 万/坪(昨年同期比 +100.4 ％)
六日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +100.4％( +28.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -84.2％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.1年(昨年 39.2年から -38.5 ％減)。平均土地面積は 86.7 坪 (昨年 145.0 坪から -40.2 ％減)。平均建物面積は 103.9 坪 (昨年 64.1 坪から +62.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 39.2 年 → 2024年 24.1 年、-38.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.3 分 → 2024年 11.3 分、-38.1 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 26.3 ％ → 2024年 66.7 ％)
十日町駅 22.8 万/坪(昨年同期比 +31.6 ％)
十日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +31.6％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -77.3％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.4年(昨年 44.1年から -21.9 ％減)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 133.9 坪から -39.0 ％減)。平均建物面積は 58.6 坪 (昨年 73.2 坪から -20.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 44.1 年 → 2024年 34.4 年、-21.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.0 分 → 2024年 10.8 分、-43.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 68.2 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.7 ％ → 2024年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示