【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR鳴門線 (池谷駅～鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.9万円/坪(29.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +153.5％( +59.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -84.9％( -45件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.4年(昨年 24.4年から -49.2 ％減)。平均土地面積は 117.8 坪 (昨年 78.3 坪から +50.5 ％増)。平均建物面積は 64.1 坪 (昨年 41.5 坪から +54.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(撫養駅)は +337.2 ％(坪単価 +70.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金比羅前駅)は -30.6 ％(坪単価 -20.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 24.4 年 → 2024年 12.4 年、-49.2 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.4 ％ → 2024年 62.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 26.5 分 → 2024年 37.9 分、+43.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.4 ％ → 2024年 37.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +241.5％( +84.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -87.8％( -36件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.1万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -20.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR鳴門線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 池谷駅 | - | - | 50.4万/坪 (13.3年/142坪) |
| 阿波大谷駅 | - | 23.1万/坪 (24.0年/233坪) | 52.0万/坪 (23.5年/209坪) |
| 立道駅 | - | - | 26.6万/坪 (39.2年/187坪) |
| 教会前駅 | - | 63.6万/坪 (10.9年/53.7坪) | 71.4万/坪 (18.3年/71.1坪) |
| 金比羅前駅 | 46.1万/坪 (17.5年/247坪) | 66.4万/坪 (7.9年/44.2坪) | 62.9万/坪 (32.4年/50.3坪) |
| 撫養駅 | 92.0万/坪 (1.0年/56.0坪) | 21.0万/坪 (20.8年/195坪) | 14.9万/坪 (41.0年/53.3坪) |
| 鳴門駅 | 120万/坪 (12.6年/78.7坪) | 35.1万/坪 (27.4年/71.9坪) | 34.4万/坪 (27.3年/86.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
撫養駅 92.0 万/坪(昨年同期比 +337.2 ％)
撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.0万円/坪(27.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +337.2％( +70.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 20.8年から -95.2 ％減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 194.6 坪から -71.2 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 109.7 坪から -68.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 20.8 年 → 2024年 1.0 年、-95.2 ％と大きく減少)
金比羅前駅 46.1 万/坪(昨年同期比 -30.6 ％)
金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.1万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -20.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 7.9年から +122.9 ％増)。平均土地面積は 246.5 坪 (昨年 44.2 坪から +458.2 ％増)。平均建物面積は 158.1 坪 (昨年 34.8 坪から +354.3 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 7.9 年 → 2024年 17.5 年、+122.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 17.4 分 → 2024年 25.0 分、+43.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示