【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR鳴門線 (池谷駅～鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.2万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +80.0％( +22.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -55.0％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.4年(昨年 34.1年から -37.3 ％減)。平均土地面積は 88.6 坪 (昨年 81.4 坪から +8.8 ％増)。平均建物面積は 52.7 坪 (昨年 55.1 坪から -4.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。鳴門駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは撫養駅で昨年に比べ +686.0 ％、坪単価は 41.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(撫養駅)は +686.0 ％(坪単価 +36.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳴門駅)は +63.1 ％(坪単価 +17.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 34.1 年 → 2023年 21.4 年、-37.3 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 11.8 ％ → 2023年 37.5 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 41.2 ％ → 2023年 12.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.6万円/坪(28.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +110.7％( +48.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.6万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +686.0％( +36.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR鳴門線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 池谷駅 | - | - | - |
| 阿波大谷駅 | - | - | - |
| 立道駅 | - | 32.0万/坪 (46.8年/66.6坪) | - |
| 教会前駅 | - | - | - |
| 金比羅前駅 | 92.6万/坪 (0.8年/52.9坪) | 43.9万/坪 (32.4年/49.4坪) | 30.7万/坪 (37.4年/60.5坪) |
| 撫養駅 | 41.6万/坪 (20.8年/424坪) | 5.3万/坪 (42.8年/43.1坪) | 79.3万/坪 (1.8年/49.9坪) |
| 鳴門駅 | 44.6万/坪 (24.9年/45.8坪) | 27.4万/坪 (32.8年/94.7坪) | 37.0万/坪 (17.8年/98.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
撫養駅 41.6 万/坪(昨年同期比 +686.0 ％)
撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.6万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +686.0％( +36.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 42.8年から -51.5 ％減)。平均土地面積は 423.5 坪 (昨年 43.1 坪から +882.5 ％増)。平均建物面積は 199.7 坪 (昨年 37.8 坪から +428.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 42.8 年 → 2023年 20.8 年、-51.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.0 分 → 2023年 18.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
鳴門駅 44.6 万/坪(昨年同期比 +63.1 ％)
鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.6万円/坪(13.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +63.1％( +17.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 32.8年から -23.9 ％減)。平均土地面積は 45.8 坪 (昨年 94.7 坪から -51.7 ％減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 66.3 坪から -53.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 32.8 年 → 2023年 24.9 年、-23.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 8.3 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示