【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR鳴門線 (池谷駅~鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -30.2%( -12.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて +150.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.1年(昨年 23.1年から +47.5 %増)。平均土地面積は 81.4 坪 (昨年 78.3 坪から +4.0 %増)。平均建物面積は 55.1 坪 (昨年 40.8 坪から +34.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。金比羅前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは金比羅前駅で昨年に比べ +43.0 %、坪単価は 43.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(金比羅前駅)は +43.0 %(坪単価 +13.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(撫養駅)は -93.3 %(坪単価 -74.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 41.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.1 年 → 2022年 34.1 年、+47.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 21.8 分 → 2022年 28.6 分、+31.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 41.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 11.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +43.0%( +13.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -93.3%( -74.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR鳴門線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
池谷駅 | - | - | - |
阿波大谷駅 | - | - | - |
立道駅 | 32.0万/坪 (46.8年/66.6坪) | - | 16.3万/坪 (45.8年/84.7坪) |
教会前駅 | - | - | - |
金比羅前駅 | 43.9万/坪 (32.4年/49.4坪) | 30.7万/坪 (37.4年/60.5坪) | - |
撫養駅 | 5.3万/坪 (42.8年/43.1坪) | 79.3万/坪 (1.8年/49.9坪) | 32.0万/坪 (47.5年/122坪) |
鳴門駅 | 27.4万/坪 (32.8年/94.7坪) | 37.0万/坪 (17.8年/98.7坪) | 52.9万/坪 (20.3年/76.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
金比羅前駅 43.9 万/坪(昨年同期比 +43.0 %)
金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +43.0%( +13.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.4年(昨年 37.4年から -13.4 %減)。平均土地面積は 49.4 坪 (昨年 60.5 坪から -18.3 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 30.8 坪から -3.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 37.4 年 → 2022年 32.4 年、-13.4 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 24.7 分 → 2022年 20.7 分、-16.2 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)
撫養駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -93.3 %)
撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -93.3%( -74.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.8年(昨年 1.8年から +2339.8 %増)。平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 49.9 坪から -13.6 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 30.3 坪から +25.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 1.8 年 → 2022年 42.8 年、+2339.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 12.0 分、+140.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示