【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の広島電鉄宮島線 (広電西広島駅～阿品東駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(34.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +27.0％( +23.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -12.5％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 21.0年(昨年 21.9年から -4.2 ％減)。平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 46.7 坪から -15.8 ％減)。平均建物面積は 32.2 坪 (昨年 33.3 坪から -3.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。高須駅、阿品東駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高須駅で昨年に比べ +73.2 ％、坪単価は 201 万円/坪となった。
上位 1 駅(高須駅)は +73.2 ％(坪単価 +85.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(修大協創中高前駅)は +4.3 ％(坪単価 +4.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 ％ → 2023年 14.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 11.4 分 → 2023年 13.6 分、+18.7 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 ％ → 2023年 28.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高須駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 201万円/坪(61.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +73.2％( +85.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった阿品東駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +45.8％( +33.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 広島電鉄宮島線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 広電西広島駅 | - | - | - |
| 東高須駅 | - | - | - |
| 高須駅 | 201万/坪 (51.3年/59.0坪) | 116万/坪 (24.3年/40.8坪) | 109万/坪 (7.3年/61.5坪) |
| 古江駅 | 93.3万/坪 (35.3年/31.8坪) | - | - |
| 草津駅 | 74.0万/坪 (10.3年/34.8坪) | - | - |
| 草津南駅 | 145万/坪 (0.25年/33.3坪) | - | - |
| 井口駅 | - | - | - |
| 修大協創中高前駅 | 112万/坪 (8.3年/33.3坪) | 108万/坪 (17.3年/45.4坪) | - |
| 広電五日市駅 | - | - | - |
| 佐伯区役所前駅 | - | - | 123万/坪 (1.3年/36.3坪) |
| 楽々園駅 | - | - | 72.4万/坪 (14.5年/46.5坪) |
| 山陽女学園前駅 | 55.1万/坪 (40.3年/39.3坪) | - | - |
| 廿日市市役所前駅 | - | 99.2万/坪 (15.3年/51.4坪) | 90.6万/坪 (17.3年/43.9坪) |
| 地御前駅 | - | 48.7万/坪 (30.8年/48.4坪) | - |
| 阿品東駅 | 105万/坪 (1.3年/43.9坪) | 72.1万/坪 (22.3年/48.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高須駅 201.5 万/坪(昨年同期比 +73.2 ％)
高須駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 201万円/坪(61.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +73.2％( +85.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 51.3年(昨年 24.3年から +111.3 ％増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 40.8 坪から +44.4 ％増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 37.8 坪から -16.0 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 24.3 年 → 2023年 51.3 年、+111.3 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
修大協創中高前駅 112.4 万/坪(昨年同期比 +4.3 ％)
修大協創中高前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(34.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +4.3％( +4.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 8.3年(昨年 17.3年から -52.2 ％減)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 45.4 坪から -26.7 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 34.3 坪から -11.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 17.3 年 → 2023年 8.3 年、-52.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.7 分 → 2023年 15.0 分、+28.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示