【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の広島電鉄宮島線 (広電西広島駅～阿品東駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.5万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +30.9％( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 26.4年から -33.0 ％減)。平均土地面積は 42.2 坪 (昨年 46.3 坪から -8.8 ％減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 32.9 坪から -2.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。地御前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは山陽女学園前駅で昨年に比べ +296.1 ％、坪単価は 93.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(山陽女学園前駅)は +296.1 ％(坪単価 +69.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古江駅)は -32.6 ％(坪単価 -27.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 26.4 年 → 2023年 17.7 年、-33.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 12.9 分 → 2023年 11.1 分、-13.6 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 ％ → 2023年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった楽々園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +163.7％( +63.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった古江駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.1万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -32.6％( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 広島電鉄宮島線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 広電西広島駅 | 12.4万/坪 (48.0年/24.2坪) | - | 51.2万/坪 (41.0年/118坪) |
| 東高須駅 | - | 119万/坪 (21.0年/49.9坪) | - |
| 高須駅 | 111万/坪 (25.0年/40.8坪) | - | - |
| 古江駅 | 57.1万/坪 (29.0年/25.7坪) | 84.7万/坪 (19.7年/34.8坪) | 76.9万/坪 (28.0年/89.2坪) |
| 草津駅 | 87.2万/坪 (16.0年/36.3坪) | - | 105万/坪 (25.0年/78.7坪) |
| 草津南駅 | - | - | - |
| 井口駅 | - | - | 101万/坪 (19.0年/54.5坪) |
| 修大協創中高前駅 | 146万/坪 (0年/34.8坪) | - | 71.3万/坪 (26.0年/62.0坪) |
| 広電五日市駅 | - | - | - |
| 佐伯区役所前駅 | - | - | - |
| 楽々園駅 | 102万/坪 (10.0年/42.4坪) | 38.6万/坪 (30.0年/57.5坪) | - |
| 山陽女学園前駅 | 93.5万/坪 (10.7年/46.9坪) | 23.6万/坪 (50.0年/30.3坪) | - |
| 広電廿日市駅 | - | - | - |
| 廿日市市役所前駅 | 152万/坪 (0年/46.9坪) | - | - |
| JA広島病院前駅 | - | - | - |
| 地御前駅 | 86.6万/坪 (26.0年/57.5坪) | 44.1万/坪 (50.0年/80.2坪) | - |
| 阿品東駅 | - | 92.0万/坪 (1.0年/48.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山陽女学園前駅 93.5 万/坪(昨年同期比 +296.1 ％)
山陽女学園前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.5万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +296.1％( +69.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.7年(昨年 50.0年から -78.7 ％減)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 30.3 坪から +55.0 ％増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 21.2 坪から +50.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 50.0 年 → 2023年 10.7 年、-78.7 ％と大きく減少)
古江駅 57.1 万/坪(昨年同期比 -32.6 ％)
古江駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.1万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -32.6％( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 19.7年から +47.5 ％増)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 34.8 坪から -26.1 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 32.3 坪から +3.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.5 分 → 2023年 5.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 19.7 年 → 2023年 29.0 年、+47.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示