【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR山口線 (津和野駅～益田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -42.8％( -11.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.4年(昨年 28.8年から +40.5 ％増)。平均土地面積は 134.2 坪 (昨年 82.2 坪から +63.3 ％増)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 42.6 坪から +38.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(益田駅)は -51.9 ％(坪単価 -15.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(石見横田駅)は -94.4 ％(坪単価 -8.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 42.9 ％ → 2023年 36.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.8 年 → 2023年 40.4 年、+40.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 ％ → 2023年 54.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった益田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -51.9％( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石見横田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -94.4％( -8.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR山口線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 津和野駅 | 22.0万/坪 (67.8年/43.9坪) | - | - |
| 日原駅 | 18.3万/坪 (41.8年/222坪) | - | 24.2万/坪 (19.8年/230坪) |
| 青原駅 | 22.0万/坪 (14.8年/130坪) | - | - |
| 東青原駅 | - | - | - |
| 石見横田駅 | 0.5万/坪 (0年/89.2坪) | 8.5万/坪 (25.8年/87.7坪) | - |
| 本俣賀駅 | - | - | - |
| 益田駅 | 14.6万/坪 (39.4年/123坪) | 30.4万/坪 (29.3年/84.7坪) | 24.4万/坪 (41.1年/76.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
益田駅 14.6 万/坪(昨年同期比 -51.9 ％)
益田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -51.9％( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 39.4年(昨年 29.3年から +34.8 ％増)。平均土地面積は 122.7 坪 (昨年 84.7 坪から +44.9 ％増)。平均建物面積は 78.7 坪 (昨年 39.8 坪から +97.5 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 29.3 年 → 2023年 39.4 年、+34.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 50.0 ％)
石見横田駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -94.4 ％)
石見横田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -94.4％( -8.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 87.7 坪から +1.7 ％増)。平均建物面積は 63.5 坪 (昨年 59.0 坪から +7.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 5.5 分、-81.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示