【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR大船渡BRT線 (長部駅～栃ケ沢公園駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.1万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1.1％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +175.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.7年(昨年 48.8年から -49.4 ％減)。平均土地面積は 115.9 坪 (昨年 125.5 坪から -7.7 ％減)。平均建物面積は 31.6 坪 (昨年 23.1 坪から +37.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大船渡駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大船渡駅で昨年に比べ +81.3 ％、坪単価は 66.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(大船渡駅)は +81.3 ％(坪単価 +29.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(盛駅)は -29.0 ％(坪単価 -11.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 48.8 年 → 2022年 24.7 年、-49.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 20.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.2 分 → 2022年 28.2 分、+130.1 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大船渡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +81.3％( +29.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった盛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.0万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -29.0％( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR大船渡BRT線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長部駅 | - | - | - |
| 陸前今泉駅 | - | - | - |
| 奇跡の一本松駅 | - | - | - |
| 陸前高田駅 | - | - | - |
| 高田高校前駅 | 115万/坪 (1.8年/99.8坪) | - | - |
| 高田病院駅 | 18.2万/坪 (35.8年/68.8坪) | - | - |
| 脇ノ沢駅 | - | - | - |
| 西下駅 | - | - | 75.3万/坪 (0.8年/151坪) |
| 小友駅 | 13.6万/坪 (11.8年/192坪) | - | - |
| 碁石海岸口駅 | 71.2万/坪 (7.8年/99.8坪) | - | - |
| 細浦駅 | - | - | - |
| 下船渡駅 | - | - | - |
| 大船渡魚市場前駅 | - | - | - |
| 大船渡駅 | 66.1万/坪 (0.8年/54.5坪) | 36.5万/坪 (39.8年/153坪) | 33.1万/坪 (12.8年/333坪) |
| 地ノ森駅 | - | - | - |
| 田茂山駅 | - | - | - |
| 盛駅 | 29.0万/坪 (31.4年/109坪) | 40.8万/坪 (57.8年/98.3坪) | 37.6万/坪 (21.8年/86.2坪) |
| 陸前矢作駅 | - | - | - |
| 竹駒駅 | 1.7万/坪 (58.8年/172坪) | - | - |
| 栃ケ沢公園駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大船渡駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +81.3 ％)
大船渡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +81.3％( +29.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.8年(昨年 39.8年から -98.1 ％減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 152.8 坪から -64.4 ％減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 29.5 坪から -2.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 39.8 年 → 2022年 0.8 年、-98.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.5 分 → 2022年 5.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
盛駅 29.0 万/坪(昨年同期比 -29.0 ％)
盛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.0万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -29.0％( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.4年(昨年 57.8年から -45.6 ％減)。平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 98.3 坪から +10.8 ％増)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 16.6 坪から +78.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 57.8 年 → 2022年 31.4 年、-45.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.0 分 → 2022年 38.3 分、+219.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示