【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR因美線 (美作河井駅~東津山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.6万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +60.5%( +19.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -81.5%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.0年(昨年 35.7年から +6.5 %増)。平均土地面積は 79.4 坪 (昨年 134.7 坪から -41.0 %減)。平均建物面積は 93.2 坪 (昨年 57.4 坪から +62.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。高野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東津山駅で昨年に比べ +110.8 %、坪単価は 99.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(東津山駅)は +110.8 %(坪単価 +52.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高野駅)は +32.4 %(坪単価 +9.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +110.8%( +52.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -91.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +32.4%( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR因美線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
美作河井駅 | - | 8.4万/坪 (47.5年/72.6坪) | - |
知和駅 | - | 7.5万/坪 (25.3年/109坪) | - |
美作加茂駅 | - | 7.4万/坪 (39.8年/142坪) | 9.9万/坪 (51.3年/424坪) |
三浦駅 | - | 8.3万/坪 (41.0年/60.5坪) | - |
美作滝尾駅 | - | 19.7万/坪 (38.5年/156坪) | - |
高野駅 | 39.7万/坪 (38.0年/84.7坪) | 30.0万/坪 (29.6年/143坪) | 45.7万/坪 (14.9年/179坪) |
東津山駅 | 99.2万/坪 (0年/63.5坪) | 47.1万/坪 (38.7年/139坪) | 44.0万/坪 (21.0年/62.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東津山駅 99.2 万/坪(昨年同期比 +110.8 %)
東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +110.8%( +52.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -91.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 138.7 坪から -54.2 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 65.7 坪から -49.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.0 分 → 2024年 13.0 分、-38.1 %と大きく減少)
高野駅 39.7 万/坪(昨年同期比 +32.4 %)
高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +32.4%( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.0年(昨年 29.6年から +28.5 %増)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 143.3 坪から -40.9 %減)。平均建物面積は 108.1 坪 (昨年 39.7 坪から +172.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 29.6 年 → 2024年 38.0 年、+28.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.0 分 → 2024年 29.5 分、+18.0 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 % → 2024年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示