【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR因美線 (美作河井駅～東津山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.6万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +138.8％( +30.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.0年(昨年 35.8年から +6.3 ％増)。平均土地面積は 79.4 坪 (昨年 141.7 坪から -44.0 ％減)。平均建物面積は 93.2 坪 (昨年 41.1 坪から +126.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。高野駅、東津山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高野駅で昨年に比べ +88.5 ％、坪単価は 39.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(高野駅)は +88.5 ％(坪単価 +18.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東津山駅)は +73.1 ％(坪単価 +41.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 40.0 分 → 2024年 26.2 分、-34.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 75.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +73.1％( +41.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +88.5％( +18.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR因美線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美作河井駅 | - | - | - |
| 知和駅 | - | - | - |
| 美作加茂駅 | - | 12.3万/坪 (0年/42.4坪) | - |
| 三浦駅 | - | 8.3万/坪 (41.0年/60.5坪) | - |
| 美作滝尾駅 | - | 10.2万/坪 (0年/124坪) | - |
| 高野駅 | 39.7万/坪 (38.0年/84.7坪) | 21.0万/坪 (33.5年/274坪) | 69.7万/坪 (8.0年/98.8坪) |
| 東津山駅 | 99.2万/坪 (0年/63.5坪) | 57.3万/坪 (35.0年/75.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高野駅 39.7 万/坪(昨年同期比 +88.5 ％)
高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +88.5％( +18.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.0年(昨年 33.5年から +13.4 ％増)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 273.8 坪から -69.1 ％減)。平均建物面積は 108.1 坪 (昨年 53.4 坪から +102.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 38.0 分 → 2024年 29.5 分、-22.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 33.5 年 → 2024年 38.0 年、+13.4 ％と増加)
東津山駅 99.2 万/坪(昨年同期比 +73.1 ％)
東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +73.1％( +41.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 75.6 坪から -16.0 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 22.7 坪から +46.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.0 分 → 2024年 13.0 分、-48.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示