【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR因美線 (美作河井駅~東津山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -73.9%( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.1年(昨年 32.2年から +36.9 %増)。平均土地面積は 232.9 坪 (昨年 157.4 坪から +48.0 %増)。平均建物面積は 96.3 坪 (昨年 44.2 坪から +117.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(高野駅)は -79.1 %(坪単価 -29.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東津山駅)は -82.6 %(坪単価 -40.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 32.3 分 → 2022年 25.8 分、-20.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 45.5 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 32.2 年 → 2022年 44.1 年、+36.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 % → 2022年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -82.6%( -40.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -79.1%( -29.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR因美線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
美作河井駅 | - | 1.0万/坪 (39.8年/54.5坪) | - |
知和駅 | - | - | 0.5万/坪 (52.8年/84.7坪) |
美作加茂駅 | - | 3.7万/坪 (28.8年/298坪) | - |
三浦駅 | - | - | - |
美作滝尾駅 | - | 5.5万/坪 (57.8年/333坪) | 16.1万/坪 (29.8年/154坪) |
高野駅 | 7.9万/坪 (37.3年/396坪) | 37.9万/坪 (29.8年/133坪) | 47.7万/坪 (29.8年/112坪) |
東津山駅 | 8.6万/坪 (57.8年/69.6坪) | 49.4万/坪 (27.8年/101坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高野駅 7.9 万/坪(昨年同期比 -79.1 %)
高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -79.1%( -29.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.3年(昨年 29.8年から +25.2 %増)。平均土地面積は 396.3 坪 (昨年 133.1 坪から +197.7 %増)。平均建物面積は 124.0 坪 (昨年 32.3 坪から +284.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 29.8 年 → 2022年 37.3 年、+25.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)
東津山駅 8.6 万/坪(昨年同期比 -82.6 %)
東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -82.6%( -40.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 57.8年(昨年 27.8年から +108.1 %増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 101.3 坪から -31.3 %減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 39.9 坪から +2.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.2 分 → 2022年 6.5 分、-64.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 27.8 年 → 2022年 57.8 年、+108.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示