【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の養老鉄道 (美濃松山駅～揖斐駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -27.4％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 69 件(１年前(2020年)に比べて +81.6％( +31件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 20.5年から +13.4 ％増)。平均土地面積は 87.0 坪 (昨年 81.4 坪から +6.8 ％増)。平均建物面積は 47.2 坪 (昨年 45.8 坪から +3.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。美濃松山駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは揖斐駅で昨年に比べ +103.5 ％、坪単価は 12.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(揖斐駅)は +103.5 ％(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(広神戸駅)は -70.0 ％(坪単価 -131.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 20.5 年 → 2021年 23.3 年、+13.4 ％と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 29.6 分 → 2021年 34.1 分、+15.4 ％と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 ％ → 2021年 31.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 17.1 ％ → 2021年 23.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広神戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -70.0％( -131.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美濃松山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +17.2％( +1.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 養老鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃松山駅 | 8.3万/坪 (44.3年/27.2坪) | 7.1万/坪 (47.3年/39.3坪) | - |
| 石津駅 | 24.2万/坪 (20.3年/69.6坪) | - | 54.5万/坪 (45.3年/284坪) |
| 美濃山崎駅 | - | - | 14.4万/坪 (41.3年/63.5坪) |
| 駒野駅 | 43.7万/坪 (14.3年/46.5坪) | - | 1.5万/坪 (24.3年/63.5坪) |
| 美濃津屋駅 | - | 32.8万/坪 (40.8年/66.6坪) | - |
| 養老駅 | 12.9万/坪 (28.8年/77.1坪) | - | - |
| 美濃高田駅 | - | 35.2万/坪 (18.3年/363坪) | - |
| 烏江駅 | - | - | - |
| 友江駅 | - | - | 0.5万/坪 (43.3年/63.5坪) |
| 美濃青柳駅 | - | - | - |
| 西大垣駅 | - | - | - |
| 大垣駅 | 46.0万/坪 (20.7年/88.7坪) | 55.9万/坪 (17.3年/73.5坪) | 49.7万/坪 (22.8年/82.2坪) |
| 室駅 | - | - | - |
| 北大垣駅 | - | - | - |
| 東赤坂駅 | - | - | - |
| 広神戸駅 | 56.1万/坪 (15.0年/77.4坪) | 187万/坪 (0.8年/92.3坪) | 82.0万/坪 (0.25年/66.6坪) |
| 北神戸駅 | - | - | - |
| 池野駅 | - | 10.6万/坪 (36.8年/74.1坪) | 28.0万/坪 (31.9年/63.5坪) |
| 北池野駅 | - | - | - |
| 美濃本郷駅 | - | - | - |
| 揖斐駅 | 12.2万/坪 (43.2年/118坪) | 6.0万/坪 (47.3年/78.7坪) | 22.3万/坪 (34.1年/131坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
揖斐駅 12.2 万/坪(昨年同期比 +103.5 ％)
揖斐駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +103.5％( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +700.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.2年(昨年 47.3年から -8.7 ％減)。平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 78.7 坪から +50.0 ％増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 16.6 坪から +172.7 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 75.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 30.0 分 → 2021年 54.4 分、+81.2 ％と大きく増加)
広神戸駅 56.1 万/坪(昨年同期比 -70.0 ％)
広神戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -70.0％( -131.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 0.8年から +1887.8 ％増)。平均土地面積は 77.4 坪 (昨年 92.3 坪から -16.2 ％減)。平均建物面積は 36.5 坪 (昨年 20.4 坪から +78.8 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 0.8 年 → 2021年 15.0 年、+1887.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.5 分 → 2021年 15.4 分、+137.4 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 57.1 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示