【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期のJR米坂線 (米沢駅~小国駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +8.6%( +2.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -88.6%( -78件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.8年(昨年 33.9年から -0.2 %減)。平均土地面積は 215.7 坪 (昨年 142.5 坪から +51.3 %増)。平均建物面積は 92.3 坪 (昨年 65.3 坪から +41.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。南米沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは萩生駅で昨年に比べ +38685.4 %、坪単価は 24.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(萩生駅、小国駅)は +19543.3 %(坪単価 +28.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(羽前小松駅、米沢駅)は -38.9 %(坪単価 -3.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 % → 2024年 20.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 43.0 % → 2024年 40.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2023年 39.2 % → 2024年 40.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小国駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.5万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +401.2%( +32.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽前小松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -71.2%( -5.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR米坂線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
米沢駅 | 27.3万/坪 (48.7年/91.5坪) | 29.3万/坪 (33.0年/111坪) | 25.4万/坪 (35.0年/144坪) |
南米沢駅 | 25.0万/坪 (36.7年/254坪) | 18.8万/坪 (31.6年/178坪) | 34.3万/坪 (31.8年/185坪) |
西米沢駅 | 32.2万/坪 (33.0年/194坪) | 33.4万/坪 (31.8年/119坪) | 30.5万/坪 (37.0年/109坪) |
成島駅 | - | 18.6万/坪 (59.7年/221坪) | 1.5万/坪 (47.8年/51.4坪) |
中郡駅 | - | - | 2.0万/坪 (0年/484坪) |
羽前小松駅 | 8.1万/坪 (41.9年/202坪) | - | |
犬川駅 | - | - | 6.8万/坪 (37.0年/145坪) |
今泉駅 | - | - | - |
萩生駅 | 0.06万/坪 (47.8年/333坪) | - | |
羽前椿駅 | - | 28.4万/坪 (19.7年/242坪) | - |
手ノ子駅 | - | - | 4.5万/坪 (0年/251坪) |
羽前沼沢駅 | - | - | - |
伊佐領駅 | - | 4.8万/坪 (23.5年/260坪) | - |
羽前松岡駅 | - | - | - |
小国駅 | 40.5万/坪 (21.0年/393坪) | 8.1万/坪 (46.9年/82.3坪) | 2.5万/坪 (46.9年/239坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
萩生駅 24.6 万/坪(昨年同期比 +38685.4 %)
萩生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.6万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +38685.4%( +24.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.0年(昨年 47.8年から -45.5 %減)。平均建物面積は 284.4 坪 (昨年 157.3 坪から +80.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 47.8 年 → 2024年 26.0 年、-45.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.0 分 → 2024年 4.0 分、-78.9 %と大きく減少)
小国駅 40.5 万/坪(昨年同期比 +401.2 %)
小国駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.5万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +401.2%( +32.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.0年(昨年 46.9年から -55.2 %減)。平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 82.3 坪から +377.9 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 51.1 坪から -8.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 46.9 年 → 2024年 21.0 年、-55.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 9.4 分 → 2024年 11.0 分、+17.0 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 % → 2024年 100.0 %)
羽前小松駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -71.2 %)
羽前小松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -71.2%( -5.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.0年(昨年 41.9年から -57.1 %減)。平均建物面積は 217.8 坪 (昨年 55.0 坪から +296.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 41.9 年 → 2024年 18.0 年、-57.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.0 分 → 2024年 60.0 分、+445.5 %と大きく増加)
米沢駅 27.3 万/坪(昨年同期比 -6.7 %)
米沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.3万円/坪(8.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -6.7%( -2.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -94.6%( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.7年(昨年 33.0年から +47.4 %増)。平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 111.4 坪から -17.8 %減)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 62.7 坪から -48.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 24.0 分 → 2024年 20.0 分、-16.7 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 33.0 年 → 2024年 48.7 年、+47.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 41.9 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示