【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期のJR米坂線 (米沢駅～小国駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.8万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -52.1％( -20.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 31 件(１年前(2020年)に比べて +63.2％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.1年(昨年 23.5年から +45.2 ％増)。平均土地面積は 128.4 坪 (昨年 160.6 坪から -20.1 ％減)。平均建物面積は 85.6 坪 (昨年 51.5 坪から +66.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(米沢駅)は -41.1 ％(坪単価 -11.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小国駅)は -57.5 ％(坪単価 -13.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.5 年 → 2021年 34.1 年、+45.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 41.4 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 38.9 ％ → 2021年 44.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南米沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -45.6％( -39.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小国駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -57.5％( -13.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR米坂線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 米沢駅 | 16.9万/坪 (36.3年/121坪) | 28.7万/坪 (22.4年/128坪) | 23.9万/坪 (30.6年/133坪) |
| 南米沢駅 | 47.5万/坪 (35.8年/179坪) | 87.2万/坪 (17.0年/259坪) | 12.1万/坪 (33.1年/124坪) |
| 西米沢駅 | 18.0万/坪 (31.3年/104坪) | - | 38.6万/坪 (20.8年/140坪) |
| 成島駅 | - | - | - |
| 中郡駅 | - | - | - |
| 羽前小松駅 | 1.2万/坪 (46.8年/109坪) | - | - |
| 犬川駅 | - | - | - |
| 今泉駅 | 33.1万/坪 (18.8年/106坪) | - | - |
| 萩生駅 | 9.5万/坪 (25.8年/154坪) | - | - |
| 羽前椿駅 | - | 0.14万/坪 (53.8年/203坪) | - |
| 手ノ子駅 | - | - | - |
| 羽前沼沢駅 | - | - | - |
| 伊佐領駅 | - | - | - |
| 羽前松岡駅 | - | - | - |
| 小国駅 | 9.8万/坪 (28.4年/169坪) | 23.0万/坪 (31.8年/145坪) | 4.1万/坪 (41.8年/215坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
米沢駅 16.9 万/坪(昨年同期比 -41.1 ％)
米沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -41.1％( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて -7.7％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 36.3年(昨年 22.4年から +61.7 ％増)。平均土地面積は 120.5 坪 (昨年 128.3 坪から -6.1 ％減)。平均建物面積は 120.0 坪 (昨年 49.9 坪から +140.4 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 22.4 年 → 2021年 36.3 年、+61.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 41.7 ％)
小国駅 9.8 万/坪(昨年同期比 -57.5 ％)
小国駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -57.5％( -13.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.4年(昨年 31.8年から -10.5 ％減)。平均土地面積は 169.4 坪 (昨年 145.2 坪から +16.7 ％増)。平均建物面積は 69.1 坪 (昨年 28.7 坪から +140.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 31.8 年 → 2021年 28.4 年、-10.5 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 19.0 分 → 2021年 14.3 分、-24.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示