物件種別
対象路線
調査期間
中古一戸建て
2022年
2022年1月9月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜9月期の富山地方鉄道立山線 (寺田駅立山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +116.4%( +25.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -56.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 10.8年(昨年 28.2年から -61.7 %減)。平均土地面積は 64.2 坪 (昨年 137.4 坪から -53.3 %減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 42.9 坪から -18.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。五百石駅榎町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下段駅で昨年に比べ +223.7 %、坪単価は 35.5 万円/坪となった。

上位 1 駅(下段駅)は +223.7 %(坪単価 +24.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(稚子塚駅)は +4.8 %(坪単価 +1.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 28.2 年 → 2022年 10.8 年、-61.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2021年 14.4 分 → 2022年 12.4 分、-13.5 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 42.9 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 14.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった五百石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.5万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +82.2%( +29.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった稚子塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.8%( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

富山地方鉄道立山線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
富山地方鉄道立山線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
寺田駅---
稚子塚駅26.4万/坪
(23.0年/63.5坪)
25.2万/坪
(10.8年/163坪)
7.7万/坪
(52.3年/123坪)
田添駅-18.6万/坪
(29.1年/81.7坪)
53.6万/坪
(19.9年/156坪)
五百石駅64.5万/坪
(0.8年/54.5坪)
35.4万/坪
(23.4年/165坪)
28.5万/坪
(27.3年/99.1坪)
榎町駅63.1万/坪
(0.25年/59.0坪)
37.2万/坪
(26.0年/62.8坪)
2.0万/坪
(34.8年/52.9坪)
下段駅35.5万/坪
(14.3年/69.6坪)
11.0万/坪
(17.5年/295坪)
-
釜ケ淵駅--8.0万/坪
(45.1年/104坪)
沢中山駅-8.7万/坪
(27.8年/107坪)
-
岩峅寺駅43.0万/坪
(22.3年/78.7坪)
16.4万/坪
(46.3年/121坪)
30.2万/坪
(25.0年/178坪)
横江駅---
千垣駅-0.7万/坪
(48.0年/39.3坪)
-
有峰口駅---
本宮駅---
立山駅--11.0万/坪
(52.5年/106坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

下段駅35.5 万/坪(昨年同期比 +223.7 %)

下段駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.5万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +223.7%( +24.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 14.3年(昨年 17.5年から -18.6 %減)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 294.9 坪から -76.4 %減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 63.5 坪から -35.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 17.5 年 → 2022年 14.3 年、-18.6 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 23.0 分 → 2022年 10.0 分、-56.5 %と大きく減少)

稚子塚駅26.4 万/坪(昨年同期比 +4.8 %)

稚子塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.8%( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 23.0年(昨年 10.8年から +113.9 %増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 163.4 坪から -61.1 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 16.6 坪から +118.2 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 10.8 年 → 2022年 23.0 年、+113.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 26.0 分、+333.3 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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