【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR気仙沼線 (前谷地駅～柳津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -57.3％( -14.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.8年(昨年 30.9年から +60.9 ％増)。平均土地面積は 190.3 坪 (昨年 125.5 坪から +51.6 ％増)。平均建物面積は 50.8 坪 (昨年 37.3 坪から +36.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。和渕駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは和渕駅で昨年に比べ +47.6 ％、坪単価は 6.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(和渕駅)は +47.6 ％(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柳津駅)は -78.5 ％(坪単価 -24.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.9 年 → 2024年 49.8 年、+60.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 47.2 分 → 2024年 52.5 分、+11.2 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 75.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった陸前豊里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +13.4％( +2.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和渕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +47.6％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR気仙沼線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 前谷地駅 | - | 38.3万/坪 (35.5年/63.0坪) | - |
| 和渕駅 | 6.6万/坪 (57.0年/154坪) | 4.5万/坪 (49.8年/296坪) | |
| のの岳駅 | - | - | - |
| 陸前豊里駅 | 16.8万/坪 (19.0年/131坪) | 14.8万/坪 (29.7年/143坪) | 3.8万/坪 (51.0年/172坪) |
| 御岳堂駅 | - | - | - |
| 柳津駅 | 6.7万/坪 (61.5年/268坪) | 31.2万/坪 (24.1年/95.1坪) | 26.4万/坪 (34.3年/99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和渕駅 6.6 万/坪(昨年同期比 +47.6 ％)
和渕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +47.6％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 57.0年(昨年 49.8年から +14.6 ％増)。平均土地面積は 154.3 坪 (昨年 296.5 坪から -48.0 ％減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 43.1 坪から -12.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 60.0 分 → 2024年 5.0 分、-91.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 49.8 年 → 2024年 57.0 年、+14.6 ％と増加)
柳津駅 6.7 万/坪(昨年同期比 -78.5 ％)
柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -78.5％( -24.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 61.5年(昨年 24.1年から +155.1 ％増)。平均土地面積は 267.7 坪 (昨年 95.1 坪から +181.5 ％増)。平均建物面積は 85.5 坪 (昨年 37.2 坪から +129.9 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 24.1 年 → 2024年 61.5 年、+155.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 55.9 分 → 2024年 120.0 分、+114.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示