【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期のJR気仙沼線 (前谷地駅～柳津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.1万円/坪(5.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -13.0％( -2.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.6年(昨年 37.1年から -66.1 ％減)。平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 80.6 坪から +56.7 ％増)。平均建物面積は 38.2 坪 (昨年 38.6 坪から -1.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。柳津駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは柳津駅で昨年に比べ +58.6 ％、坪単価は 30.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(柳津駅)は +58.6 ％(坪単価 +11.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(陸前豊里駅)は -87.5 ％(坪単価 -30.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 37.1 年 → 2024年 12.6 年、-66.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 36.1 分 → 2024年 75.0 分、+107.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 ％ → 2024年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.3万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +58.6％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸前豊里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -87.5％( -30.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR気仙沼線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 前谷地駅 | - | 7.2万/坪 (72.3年/13.6坪) | - |
| 和渕駅 | 3.5万/坪 (27.3年/230坪) | - | - |
| のの岳駅 | - | - | - |
| 陸前豊里駅 | 4.3万/坪 (1.3年/127坪) | 34.3万/坪 (12.3年/123坪) | - |
| 御岳堂駅 | - | - | - |
| 柳津駅 | 30.3万/坪 (9.3年/74.1坪) | 19.1万/坪 (34.5年/76.4坪) | 26.4万/坪 (34.3年/99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
柳津駅 30.3 万/坪(昨年同期比 +58.6 ％)
柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.3万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +58.6％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.3年(昨年 34.5年から -73.2 ％減)。平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 76.4 坪から -3.0 ％減)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 43.1 坪から -47.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 34.5 年 → 2024年 9.3 年、-73.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 36.8 分 → 2024年 90.0 分、+144.9 ％と大きく増加)
陸前豊里駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -87.5 ％)
陸前豊里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -87.5％( -30.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.3年(昨年 12.3年から -89.8 ％減)。平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 122.5 坪から +3.7 ％増)。平均建物面積は 81.7 坪 (昨年 40.8 坪から +100.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 12.3 年 → 2024年 1.3 年、-89.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 52.5 分 → 2024年 90.0 分、+71.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示