【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の近鉄道明寺線 (柏原駅~道明寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.7万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -1.6%( -1.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて +55.6%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.6年(昨年 25.1年から +13.8 %増)。平均土地面積は 29.4 坪 (昨年 57.0 坪から -48.3 %減)。平均建物面積は 34.4 坪 (昨年 49.2 坪から -30.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(道明寺駅)は +133.6 %(坪単価 +33.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柏原駅)は -21.2 %(坪単価 -13.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 25.1 年 → 2022年 28.6 年、+13.8 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 8.7 分 → 2022年 9.9 分、+13.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 58.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった道明寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.7万円/坪(17.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +133.6%( +33.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柏原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.3万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -21.2%( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +12.5%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
近鉄道明寺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
柏原駅 | 51.3万/坪 (31.6年/29.4坪) | 65.1万/坪 (22.1年/62.4坪) | 54.3万/坪 (32.2年/83.2坪) |
柏原南口駅 | 121万/坪 (0年/30.3坪) | - | - |
道明寺駅 | 58.7万/坪 (29.5年/29.2坪) | 25.1万/坪 (49.0年/13.6坪) | 40.7万/坪 (24.8年/39.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
道明寺駅 58.7 万/坪(昨年同期比 +133.6 %)
道明寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.7万円/坪(17.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +133.6%( +33.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.5年(昨年 49.0年から -39.8 %減)。平均土地面積は 29.2 坪 (昨年 13.6 坪から +114.8 %増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 15.1 坪から +60.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 49.0 年 → 2022年 29.5 年、-39.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 10.8 分、+115.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 25.0 %)
柏原駅 51.3 万/坪(昨年同期比 -21.2 %)
柏原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.3万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -21.2%( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +12.5%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 31.6年(昨年 22.1年から +42.6 %増)。平均土地面積は 29.4 坪 (昨年 62.4 坪から -52.9 %減)。平均建物面積は 39.8 坪 (昨年 53.5 坪から -25.7 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.1 年 → 2022年 31.6 年、+42.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 9.1 分 → 2022年 10.1 分、+10.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示