【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の南海高師浜線 (羽衣駅～高師浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.5万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -26.8％( -31.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて +225.0％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.9年(昨年 16.3年から +3.8 ％増)。平均土地面積は 32.9 坪 (昨年 33.3 坪から -1.0 ％減)。平均建物面積は 34.4 坪 (昨年 27.2 坪から +26.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。羽衣駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽衣駅で昨年に比べ +9.4 ％、坪単価は 83.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(羽衣駅)は +9.4 ％(坪単価 +7.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高師浜駅)は -26.1 ％(坪単価 -41.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 15.4 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 6.8 分 → 2023年 7.9 分、+17.4 ％と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 ％ → 2023年 30.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高師浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -26.1％( -41.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽衣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.9万円/坪(25.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +9.4％( +7.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +500.0％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 南海高師浜線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽衣駅 | 83.9万/坪 (18.3年/28.1坪) | 76.7万/坪 (48.3年/25.7坪) | 81.2万/坪 (15.1年/33.3坪) |
| 伽羅橋駅 | - | - | 58.3万/坪 (38.3年/25.7坪) |
| 高師浜駅 | 118万/坪 (-0.75年/90.8坪) | 160万/坪 (0.25年/40.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽衣駅 83.9 万/坪(昨年同期比 +9.4 ％)
羽衣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.9万円/坪(25.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +9.4％( +7.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +500.0％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 48.3年から -62.0 ％減)。平均土地面積は 28.1 坪 (昨年 25.7 坪から +9.3 ％増)。平均建物面積は 26.7 坪 (昨年 27.2 坪から -1.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 48.3 年 → 2023年 18.3 年、-62.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 10.5 分 → 2023年 8.5 分、-19.0 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 16.7 ％)
高師浜駅 118.1 万/坪(昨年同期比 -26.1 ％)
高師浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -26.1％( -41.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は -0.8年(昨年 0.3年から -397.8 ％減)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 40.8 坪から +122.2 ％増)。平均建物面積は 127.1 坪 (昨年 27.2 坪から +366.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 0.3 年 → 2023年 -0.8 年、-397.8 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 3.0 分 → 2023年 1.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示