【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の南海高師浜線 (羽衣駅~高師浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +68.7%( +53.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -22.2%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.1年(昨年 33.1年から -72.6 %減)。平均土地面積は 71.2 坪 (昨年 59.7 坪から +19.2 %増)。平均建物面積は 59.5 坪 (昨年 55.8 坪から +6.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。羽衣駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高師浜駅で昨年に比べ +191.7 %、坪単価は 137 万円/坪となった。
上位 1 駅(高師浜駅)は +191.7 %(坪単価 +90.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(羽衣駅)は +53.5 %(坪単価 +47.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 33.1 年 → 2022年 9.1 年、-72.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.9 % → 2022年 61.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 52.9 % → 2022年 7.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高師浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 137万円/坪(41.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +191.7%( +90.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽衣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +53.5%( +47.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -23.1%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
南海高師浜線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
羽衣駅 | 136万/坪 (9.9年/89.1坪) | 88.8万/坪 (31.3年/71.8坪) | 47.4万/坪 (35.0年/85.5坪) |
伽羅橋駅 | 48.7万/坪 (27.0年/18.2坪) | - | 145万/坪 (0年/33.3坪) |
高師浜駅 | 137万/坪 (0.7年/29.2坪) | 47.0万/坪 (39.0年/28.4坪) | 36.3万/坪 (29.4年/186坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高師浜駅 137.0 万/坪(昨年同期比 +191.7 %)
高師浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 137万円/坪(41.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +191.7%( +90.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.7年(昨年 39.0年から -98.3 %減)。平均土地面積は 29.2 坪 (昨年 28.4 坪から +2.8 %増)。平均建物面積は 27.7 坪 (昨年 26.6 坪から +4.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 39.0 年 → 2022年 0.7 年、-98.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 5.0 分 → 2022年 2.7 分、-46.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 66.7 %)
羽衣駅 136.3 万/坪(昨年同期比 +53.5 %)
羽衣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +53.5%( +47.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -23.1%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.9年(昨年 31.3年から -68.4 %減)。平均土地面積は 89.1 坪 (昨年 71.8 坪から +24.1 %増)。平均建物面積は 72.1 坪 (昨年 67.0 坪から +7.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 31.3 年 → 2022年 9.9 年、-68.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 55.6 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 % → 2022年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示